パパラギとは? わかりやすく解説

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パパラギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/30 21:15 UTC 版)

パパラギ』(: Der Papalagi)は、1920年ドイツで画家兼作家のエーリッヒ・ショイルマンによって出版された書籍である。ヨーロッパを訪問したサモアの酋長ツイアビが、帰国後、島民たちに西洋文明について語って聞かせた演説をまとめたものとしているが、実際はショイルマンの手によるフィクション偽書)である[1]


  1. ^ (1999c) “Weird Papalagi and a Fake Samoan Chief - A Footnote to the Noble Savage Myth”. Rongorongo Studies - A Forum for Polynesian Philology 9(1): 23-32 & 9(2): 62-75.
  2. ^ 例えば、日本版のサモア風の装釘をした和田誠は『ほんの数行』(七つ森書館2014年)に「当時の彼の言葉は少しも古くなっていない上に、ますます耳が痛い言葉である」といって、疑っていない評を書いている。


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