パパのいうことを聞きなさい!とは?

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パパのいうことを聞きなさい!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/03 02:45 UTC 版)

(ぱぱきき から転送)

パパのいうことを聞きなさい!
ジャンル ラブコメ
小説
著者 松智洋
イラスト なかじまゆか
出版社 集英社
レーベル スーパーダッシュ文庫
刊行期間 2009年12月 -
巻数 9巻(以下続刊)
漫画
原作・原案など 松智洋
作画 竹村洋平
出版社 集英社
掲載誌 ジャンプスクエア
ジャンプSQ.19
レーベル ジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表期間 SQ:2011年9月号 - 2012年4月号
SQ.19:2012年号Vol.01 - 連載中
巻数 既刊2巻(2012年4月現在)
アニメ
原作 松智洋
監督 川崎逸朗
シリーズ構成 荒川稔久
脚本 荒川稔久、成田良美
あみやまさはる、大知慶一郎
キャラクターデザイン 豆塚隆
音楽 上杉洋史
アニメーション制作 feel.
製作 PPP
放送局 放送局参照
放送期間 2012年1月 - 3月
話数 全12話
テンプレート使用方法 ノート
ウィキプロジェクト ライトノベル漫画アニメ
ポータル 文学漫画アニメ
プロジェクト ライトノベルPJ ライトノベル
ポータル 文学

パパのいうことを聞きなさい!』(パパのいうことをききなさい!)は、集英社スーパーダッシュ文庫よりリリースされた、松智洋ライトノベルイラストはなかじまゆかが担当。略称は『パパ聞き!』。

2011年より、集英社各誌にて漫画化作品が連載中。また、2012年1月から同年3月までテレビアニメが放送された。

目次

ストーリー

主人公・瀬川祐太は大学に入学し新生活をスタートさせたばかり。小学生の頃に両親と死に別れ、当時高校生だった姉・祐理に育てられるも、中学生の時にその姉がバツ2で2人の子持ちの男性・小鳥遊信吾と結婚。義兄となった信吾への嫉妬と姉の家庭と幸せを壊したくないという思いから姉夫婦の家庭とは距離を置き一人暮らしをしていた。そんなある日、姉がアパートに突然訪ねてきて半日だけ3人の娘たち(空、美羽、ひな)と共に留守番を頼まれる。渋々頼みを引き受けるが、そこで幸せそうな姉夫婦と子供たちの様子を垣間見、下らない子供染みた嫉妬心で姉家族と距離を置いてきたことを後悔し、今までの不義理を返し姉家族との関係を修復しようと決心する。

その矢先、姉夫婦の乗った飛行機が行方不明となり、姉夫婦は消息不明のまま政府発表では死亡したことになってしまう。残された3人の娘たちは親族会議の末、全員バラバラにされそうになるが、見かねた祐太は全員自分が引き取ると宣言し、自分が住む6畳一間のアパートで4人暮らしをスタートさせる。最初は慣れない家事や狭い部屋で問題ばかり起こったものの、やがて親戚にも認められた4人は、かつて3姉妹が信吾と祐理と暮らしていた元の家で暮らせるようになるのだった。


注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


登場人物

祐太と小鳥遊3姉妹

瀬川 祐太(せがわ ゆうた)
- 羽多野渉
本作の主人公。多摩文学院大学文学部国文科1年生。同大学のサークル・路上観察研究会(通称「ロ研」)に所属している。幼い頃に両親を亡くし、姉・祐理に育てられてきた。自覚症状があるくらいのシスコンで、祐理がバツ2の信吾と結婚しようとしていると打ち明けられたときは密かに激怒していた。
祐理と信吾が生死不明になったことで、三姉妹が行き場を失くしたとき、その姿をかつての自分と重ね合わせ、「家族は一緒でなければ」という思いから保護者役を買って出る。何だかんだで面倒見のよい性格をしており、最年少のひなにもすぐに打ち解けて懐かれている。
小鳥遊 空(たかなし そら)
声 - 上坂すみれ
本作のメインヒロイン。三姉妹の長女。14歳の中学2年生。気遣いの出来るしっかり者の姉だが、内弁慶の気質があるために家の外では大人しくなるほか、祐太のことになると人が変わったようにギクシャクする。まだ小学生の頃、初めて祐太と会ったとき以来、祐太を異性として意識している。基本的に何でも要領よくこなすが料理だけは苦手である(後に莱香から料理を教わり克服する)。祐太のことは「お兄ちゃん」と呼ぶ。
なぜかよく入浴前後に祐太と鉢合わせすることが多い。
学校では合唱部に所属している。事故の後に退部していたが、2巻で復帰した。また、7巻では副部長に就任した。
実は軽度のオタク趣味の持ち主。同人誌を祐理に買ってきてもらっており、15歳になったらコミケに連れて行ってもらう約束をしていた。
小鳥遊 美羽(たかなし みう)
声 - 喜多村英梨
三姉妹の次女。10歳の小学5年生(4巻で11歳の誕生日を迎えた)。実母がロシア系であるため金髪をしている。小学生とは思えないほど大人びた対応をするため、祐太ははじめ彼女を長女の空かと勘違いしたほど。誰とでも要領よく付き合い、姉をからかうことを楽しんでいる。小悪魔的な魅力の持ち主で、彼女の言葉にはなぜか強制力があり、ある意味もっともしたたかで力関係の上位に立っている。祐太のことは「叔父さん」と呼ぶ。4巻で空やひなとは血縁関係がないことが発覚した。
少しワイルドで男臭い感じのするタイプの男が好みであるため、線の細いタイプの美形である仁村は「好みではない」としている。
小鳥遊 ひな(たかなし ひな)
声 - 五十嵐裕美
三姉妹の三女。3歳の幼稚園児(8巻で4歳の誕生日を迎えた)。三姉妹の中では唯一祐理が産んだ実の娘であり、祐太と唯一血縁を持っている。年の割にはアクション系のゲームなどもよくこなし、時には祐太を負かすこともある。性格は年相応の幼さを持ち、祐太と空と美羽そして多くの人たちの生活の中心ともいえる。人見知りはしない方で、初対面の相手でもあまり警戒しない。町内ではアイドル的な存在。話し方はまだ舌足らずで、祐太のことは「おいたん」と呼ぶ。

小鳥遊家・瀬川家親族

小鳥遊 祐理(たかなし ゆり)
声 - 大原さやか
祐太の姉。両親が亡くなってから女手一つで祐太を育て、大学にまで通わせたという教育実績を持つ。普段はふざけているような明るい女性だが、家族のことになると非常に真面目な顔をすることもあり、血縁関係のない空と美羽や離れて暮らす祐太のこともきちんと家族だと思っているのだと熱弁を奮ったこともある。結婚してからはことあるごとに祐太に彼女を作って卒業したら結婚しちゃいなさいと言い続けていた。信吾と共に行方不明になり、政府の発表では死亡したとされた。
弟の祐太にすら隠し通していたが、実はアニメ・漫画・ゲームなどに詳しいオタク趣味の持ち主であった。特にコスプレはカリスマレイヤーとして有名で、信吾と知り合ったのも撮影のルールがわからずマナー違反を犯していた信吾を怒鳴りつけたのがきっかけ。趣味のことが祐太にバレた場合、「殺すか同じ趣味に引き込むしかない」と言っていたらしい。
小鳥遊 信吾(たかなし しんご)
声 - 飛田展男
祐理の夫。祐理との前に2度の結婚歴(空の母親である最初の妻とは死別、2番目の妻であるサーシャとは協議離婚)がある。普段は気立てのいい温厚な人物だが娘のことになると目の色が変わる。主な武装はスリッパと靴べら。小鳥遊家から出てきた祐太をいきなり襲撃するなど思い込みの激しさが玉に瑕。祐理と共に行方不明になり、政府の発表では死亡したとされた。
佐原 よし子(さはら よしこ)
声 - 氷上恭子
祐理と祐太の伯母(父の姉)。保険の外交員をしている。未亡人。未成年で突然父親となった祐太と小鳥遊家の娘たちを、厳しくも優しい目で見守っている。暴走する俊太郎をその威厳で抑え込むことのできる数少ない人物。
息子(祐太とは年の離れた従兄にあたる)が2人いるが、2人とも海外に赴任しているため滅多に会うことができない。
祐理や祐太の両親が亡くなったのとほぼ同時期に夫を亡くしたため、子供を大学に通わせるために家を売りボロアパートに一人暮らしをするなどかなりの苦労人である。
犬を苦手としており、ジュウベエが傍にいると非常に脅える。しかし本人はあくまで「得意ではないだけで嫌いなのではない」と主張している。
サーシャ・イリイーニチナ・ガガーリナ
美羽の実の母。ロシア系(言語・文化はスラヴ圏のため、祐太は仁村にロシア人と説明している)のプラチナブロンドをした美女。14歳の時から日本で数年間モデルやタレントとして活動していた時期を持ち、現在は祖国でデザイナーをやっている。祐太に裸を見られても平然としていたり、娘と一緒にいるために祐太と再婚しようとするなど、破天荒な面のある人物。
美羽は彼女がタレントをしていた時期に恋愛関係にあった男性との間の娘であり、タレントを引退したのはこのスキャンダルが原因。そのため美羽は信吾と血縁はない。なお、相手の男性は美羽という娘がいることを知らない。
信吾とはある商品の宣伝ポスターの撮影の際に知り合い、そこから祐理とも知り合う。その後スキャンダルが切っ掛けとなり、信吾と結婚する。
その後美羽を産み、幸せな家庭を築いていたが、祖国でクーデターが発生し、それに親が巻き込まれたため、帰国する。その後母が病に倒れてしまったため、母を支えていくために、祖国に残ることを決意。信吾と離婚し、美羽と離れ離れになるという苦渋の決断をした。
小鳥遊 信好(たかなし のぶよし)
声 - 島田敏
信吾の兄で空たちの伯父に当たる。役人気質の人物だが空たち3人を心から心配しており、決断力にやや欠いている処も。かつてサーシャのスキャンダルを理由に信吾との結婚に当初から反対しており、サーシャの帰国の際に美羽と引き離した張本人である。そのことからサーシャに対して負い目を感じている。

路上観察研究会

織田 莱香(おだ らいか)
声 - 堀江由衣
ヒロインの一人。多摩文学院大学文学部人文学科2年生。路上観察研究会の紅一点。
豊満な肉体を備えた美人だが同時に超が付く天然かつ変人。普段はとにかく無表情で、口調にもあまり抑揚が無い。
実はかわいい物好きで、祐太の家を訪れた際に空、美羽、ひなを前にしてほんわかした笑みを浮かべるというそれまでのキャラをぶち壊すような反応を見せ、特に空を一番に気に入っている。料理人並みの料理の腕前で、祐太や空に料理の手ほどきをしたこともあった。祐太と浩一が入部するまでは俊太郎と2人でロ研を仕切っていた。左利き[注釈 1]。しばしば暴走する佐古にハリセンでお仕置きしたりする。
仁村 浩一(にむら こういち)
声 - 小野大輔
多摩文学院大学文学部国文学科1年。祐太の親友で、女好きの軽薄な美少年。「自宅は女の子を連れ込む場所」と主張してあまり自分の家に帰らず、祐太の家に布団まで持ち込んで生活していたが、三姉妹が住み始めると追い出された。とことん女には軽い性格だが義理堅く、また友達想いでもある。三姉妹とはノリの良い性格のおかげで初対面時からすぐに打ち解けている。料理の腕はかなりのもので、時々祐太の家に夕飯を作りに来ている。祐太が小鳥遊家に住むようになってからは、祐太のいたアパートの部屋にそのまま引っ越してきている。
佐古 俊太郎(さこ しゅんたろう)
声 - 間島淳司
多摩文学院大学の3年生[注釈 2]。路上観察研究会の創始者にして会長。眼鏡をかけた肥満体で、筋金入りのロリコン。ただし彼にとって美少女は象徴的存在であるため、手は出さないことを信条にしている。また、対象年齢は小学生以下のようで、三姉妹と初めて出会ったとき、美羽とひなには感激したが中学生の空を「おばさん」呼ばわりしたため空には非常に敵視されている。色々な方面に顔が利く人物で、その交友範囲は学内のみならず山一つ向こう側の大学のラグビー部とも親交があるほどで、そこの主将にとても尊敬されている。その顔の広さを利用して、祐太に様々な割のいいアルバイトを斡旋してくれる。根っからのゲーマーで、ファミコン世代らしい。

空の通う中学校の生徒

前島 大機(まえしま だいき)
空のクラスメイトで、合唱部に所属している。空に特別な想いを抱いている。本人は隠しているつもりなのだが、態度があからさまなので周囲からはバレバレ。もっとも当の空からは目つきが悪く声が大きいので苦手意識を持たれてしまっている。思い込みの激しい性格で、空が合唱部を辞めたのを祐太のせいだと思い込んでいたが、空本人によってその思い込みを否定された。7巻にて、岡江の卒業による引退に伴い合唱部部長に就任した。
岡江 清美(おかえ きよみ)[注釈 3]
声 - ささきのぞみ
合唱部部長。可愛い女の子が大好きで、部長をやっているのは自分の周囲に可愛い女の子を侍らせるため。格闘技マニアで、様々なプロレス技を会得している。常に合唱部は自分のハーレムと豪語して憚らない。
花村 陽子(はなむら ようこ)
空のクラスメイト。文芸部所属の眼鏡っ娘。ピアノが弾けるため、弾ける人間のいない合唱部に手伝いとして参加していたが、9巻で合唱部に正式に入部することを決めた。多摩文学院大学のアメフト部キャプテンは彼女の兄。オタク趣味の持ち主。
谷 修二(たに しゅうじ)
大機の友人。冷静で大人びた思考の持ち主。暴走しがちな大機の抑え役に回ることが多い。

その他

新子 胡桃(あたらし くるみ)
声 - 中村桜
漫画『小鳥遊の陽だまり』およびアニメに登場。
祐太の隣人の女性。職業は声優で、ひなが好きな女児向けアニメ『ルナルナセブン』の敵役「バンドラー」を演じているが、あまり売れておらず今後の進退について悩んでいる。
北原 栞(きたはら しおり)
小鳥遊家の向かいの家に住んでいる高校生。正義感が強く思い込みの激しい性格で、突然小鳥遊家に出入りするようになった祐太のことを変質者だと思い込んでいた。誤解が解けて以降は、お向かいさんとして祐太と小鳥遊家の姉妹たちを色々助けてくれるようになる。裕太のことを異性として意識している。
北原母
本名不明。栞の母親。料理上手で面倒見のいい人物。かつて保母さんをしており子供の扱いには慣れており子供の心理にも詳しく、表情や仕草だけでひなの気持ちを理解することができる。
花村先輩
声 - 三宅健太
本名不明。陽子の兄で、多摩文学院大学のアメフト部のキャプテン。筋骨隆々の大男。実家は苺大福が売りの製菓会社「花村製菓」。祐太とは佐古を介したアルバイトの紹介で知り合う。祐太の事情を知っている一人で、シフトの時間などに融通を利かせてくれる。
ヒロミちゃん
本名不明。ごつい体格をした髭面の大男の身体と乙女の心を持つ、カフェ(バー)「クリエ」のオーナー。祐太とは学祭で開く喫茶店のためにウェイター修行をしたことで知り合い、後に祐太や仁村にアルバイトをしてもらうようにもなる。
杉原 祥子(すぎはら さちこ)
声 - 佐藤聡美
美羽のクラスメイトで親友。食いしん坊で身長と体重共にクラストップクラスの元気娘。愛称は「サッちん」。
クラス内で美羽のことを色々フォローしてくれるが、強引なやり方をして美羽を困らせてしまうことも多い。
菅谷 ミキ(すがや ミキ)
多摩文学院大学文学部人文学科1年。童顔で小動物系の可愛い女の子。テニスサークルに所属しており、サークルとして参加した合コンで祐太と仲良くなる。祐太と専攻が一緒で同じ講義を履修しており、前々から校内で浮いた存在だった祐太に興味を持っていた。
小出(こいで)
多摩文学院大学文学部国文学科1年。祐太や仁村とはクラスは違うが悪友の1人。
吉岡(よしおか)
多摩文学院大学文学部国文学科1年。祐太や仁村とはクラスは違うが悪友の1人。髪の色がコロコロと変わる。
田沢 美佳(たざわ みか)
多摩文学院大学社会学部2年。「路上観察研究日誌」に登場。自称大学ナンバーワン美女だが、自らのサークル勧誘を蹴った祐太や1年前のミスコンにて優勝をさらっていった莱香を敵視している。後に仁村に口説かれ関係を持つ。
ジュウベエ
佐古先輩の紹介で数日間小鳥遊家で預かることになった老犬。ひなにはすぐに懐いたが祐太には懐かなかった。依頼主が行方不明になったため、結局小鳥遊家で飼い主が見つかるまで飼うことになった。



  1. ^ 本編5巻イラストP.41ではシャープペンシルを左で持っている。だが、1巻のイラストでは箸と包丁は右で持っている
  2. ^ 莱香が入学した時点で既に3年生であり、実際に何年在籍しているかは定かではない。学部・学科についての記述は9巻現在表記されていない。
  3. ^ アニメ版のエンドクレジットでは「岡田清美」と表記されている。
  4. ^ アニメでは行方不明のまま死亡扱いにされたという描写は存在せず(第2話)、祐太たちは死亡を事実として受け止めている(第12話)。


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