パソコン雑誌とは? わかりやすく解説

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パソコン雑誌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/21 07:26 UTC 版)

パソコン雑誌(パソコンざっし、: computer magazine(s))、もしくはパソコン・PC 雑誌[1][注釈 1]は、パーソナルコンピュータ(PC)類に関する様々な情報を提供する雑誌総称である。かつては「マイコン雑誌[注釈 2]」と呼ばれていたこともあった。


注釈

  1. ^ かつてはPC magazine(s)と呼んでいた人たちもいたが、1982年にPC Magazineという雑誌が創刊されてこの名詞が固有名詞化してしまったので、その特定の雑誌を指していると誤解されるのを避けるため、英語では現在、漠然とはしているが、computer magazineと呼ぶのが一般的。記事本文で説明。
  2. ^ 「マイコン雑誌」と呼ばれていた雑誌群が、ある日突然そう呼ばれることが廃止され「パソコン雑誌」と呼ばれるようになったわけではない。10年や20年という時間をかけて、いつのまにか、じわじわと、「マイクロコンピュータ」や「マイコン」という言葉が使われる頻度が減っていって、もともとはどちらかと言うと「マイコン雑誌」などと呼ばれることが多かった雑誌群が、いつのまにか、もっぱら「パソコン雑誌」や「PC誌」などと呼ばれるようになっていった。
  3. ^ ホームブリュー・コンピュータ・クラブは、パーソナルコンピュータ黎明期にそれに興味を持っていた少数の人々が集まる場で、後のコンピュータ革命を引き起こすきっかけをつくった会、今や伝説的存在となった会である。1976年には、PCCNのデニス・アリソンによるTiny BASICなどに関する記事やボブ・アルブレヒトによる記事は『Dr. Dobb's Journal』という名の月刊誌の形で発行されるようになった。

出典

  1. ^ a b [1]
  2. ^ [2]



パソコン雑誌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/27 22:47 UTC 版)

8ビットパソコン」の記事における「パソコン雑誌」の解説

利用価値は低いながらBASICインタプリター利用が活発であった証左として、当時毎月BASIC言語による投稿プログラムリスト(数KB程度ソースリスト)が掲載されるパソコン雑誌があり、単純なパズルサンプルプログラムから、中にはインタプリター限界に迫るスクロールシューティング(ただしキャラクタグラフィックスである)まで、アイデア勝負多様な世界が花開き身近なプログラミング環境として主に低年齢層にその存在アピールしていた。この分野における当時代表的な雑誌としては『マイコンBASICマガジン』(電波新聞社)、『テクノポリス』(徳間書店)などが挙げられる一方、より高度・広範な知識技術取り扱うパソコン誌は、網羅的な総合誌各機種アーキテクチャーごとに細分化した専門誌分化してゆく。 総合誌には、アセンブリ言語各種コンパイラー等によって作成されたより高度な投稿アプリケーションダンプリストバイナリコード16進数の形で出力したリスト)やディスクサービス、市販ソフト化といった形で掲載提供されるが、読者人気の高い記事アプリケーションとなるとやはり圧倒的にゲームであり、実用的な応用アプリケーション比率としては希少であった当時代表的な総合誌としては『I/O』(工学社)、『月刊アスキー』(アスキー)、『月刊マイコン』(電波新聞社)、『RAM』(廣済堂)などが有名であった。 各メーカー互換性のないシリーズ・アーキテクチャーごとに分化した専門誌では、華々しいコンテスト等とは無縁ではあったが、アーキテクチャー環境により踏み込んだ解説記事中には内蔵ROMの完全解析ハードウェア改造にまで踏み込んだものも少なくなかった)やソフトウェア掲載され中には独自のDOSシステムからアセンブラーリンカ、スクリーンエディター、果ては高級言語コンパイラインタープリター等に至るまで、単にダンプリストのみではなくそのソースから連載されるなど、現在持て囃されているオープンソースソフトウェア平行進化的な状況すら形成していたパソコン誌も存在した当時代表的な専門誌としては日本ソフトバンクの『Oh!シリーズOh!PCOh!MZOh!FMなど)が挙げられる

※この「パソコン雑誌」の解説は、「8ビットパソコン」の解説の一部です。
「パソコン雑誌」を含む「8ビットパソコン」の記事については、「8ビットパソコン」の概要を参照ください。

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