バルブステム
吸排気バルブは傘部とステム部によって構成される。ステムは、傘部とカムによる開閉カおよび、バルブスプリング反力を受ける端部との間の軸の部分をいう。吸排気抵抗を小さくするために、ポート内に露出する部分を若干細くすることがあり、これはウェイストバルブと呼ばれている。また、端部にはバルブスプリングリテーナーを取り付けるためのコッター溝が切られている。さらに頂部は耐摩耗性のステライトを盛る。ステム部に微視的な傷があると、そこから疲労破壊を起こすため、とくに平滑に仕上げられる。
参照 バルブガイドバルブステム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 07:31 UTC 版)
バルブステム(英語: valve stem)は、自己完結型のバルブ(弁)である。バルブが開くと気体が室へと入ることができ(例えば、タイヤに空気を入れる時)、その後室内の圧力とばねの両方またはいずれか一方によって自動的に閉じられ、密閉状態が保たれて、気体が抜けるのを防ぐ。自動車やオートバイ、自転車用タイヤで最も一般的に使われているが、その他多くの応用もある。
- ^ Eugene A. Sloane (1991). Sloane's Complete Book of All-terrain Bicycles. Simon and Schuster. pp. 313–. ISBN 978-0-671-67587-5
- ^ Christopher Wiggins (5 June 2014). Bike Repair and Maintenance. DK Publishing. pp. 16–. ISBN 978-1-61564-511-4
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