バフ仕上げとは? わかりやすく解説

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バフ仕上げ・バフ磨き・バフ研磨

バフ仕上げは、金属表面きれいにする加工法で、バフ磨きともいわれる。布、皮、ゴムなど柔軟性のある素材でできた軟らかいバフに、砥粒付着させ、このバフ回転させながら工作物押し当てて表面を磨く加工である。
  砥粒には酸化クロムアルミナ材料とするものが使われるが、バフ固着させる場合遊離したままで使用する場合がある。
  バフ仕上げでは、砥粒による切削効果により研磨面に光沢得られバフ軟らかいため研磨面に多少段差があっても研磨できる。但し、この加工では寸法精度を向上させたり、平坦度を良くするほどの加工量は得られない。またバフの当たる範囲厳密に制御することが困難であるため、細かな穴や段を磨いたり、平面一様に加工することは不向きである。
  このため、バフ仕上げは工作物最終仕上げ段階での光沢出しに使われるほか、迅速かつ容易に加工できることを利してめっきの下地作りとして良く用いられる


バフ研磨

適している分野・使用事例

光沢仕上げ、めっきの下地

用語解説

アルミナ
酸化アルミニウム(Al203)。ビッカース硬さがHV2000程度高く研削砥石砥粒のほか工具へのコーティング材としても用いられる
※本用語集は、索引元の東大阪市製造業支援サイト「東大阪市技術交流プラザ」において、平成16年度委託事業で構築したコンテンツです。

バフ仕上げ(Buff Finish)

モーターバフ呼ばれる柔らかい、または、硬い布製円盤をつけ、外周研摩材塗り
バフ回転させて加工対象物表面研摩し、鏡面、なし地などに仕上げ方法


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