バス=ナヴァール
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バス=ナヴァール(フランス語:Basse-Navarre)、ナファロア・ベヘレア(バスク語:Nafarroa Beherea)またはバハ・ナバーラ(スペイン語:Baja Navarra)は、歴史的なバスク地方の7県の1つ。ルネサンス期までは、かつてのナバーラ王国の北端部分であった。スペイン王国がナバーラ王国の大半を占領した16世紀初頭より、事実上フランス王国の支配下に置かれた。1620年からフランス革命まで、ナバーラ王国という尊称を保ちながらも、フランス王国と統合されていた。1790年から現在まで、ピレネーザトランティック県の一部となっている。
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- ^ Jean-Baptiste Orpustan, Nouvelle toponymie basque: Noms des pays, vallées, communes et hameaux historiques de Labourd, Basse-Navarre et Soule], Presses Univ de Bordeaux, (ISBN 9782867813962), p. 58
- ^ Gérard Folio. La citadelle et la place de Saint-Jean-Pied-de-Port, de la Renaissance à l’Époque Contemporaine, in Cahier du Centre d’études d’histoire de la défense n° 25 Histoire de la fortification, 2005 ISBN 2-11-094732-2, En ligne “アーカイブされたコピー”. 2008年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年4月29日閲覧。, consulté le 3 mars 2007
- ^ "Doña Johana y don Carlos, su hijo, por la gracia de Dios, reyna y rey de Castilla, de Navarra, de Aragon, de Leon, de Granada, de las Dos Sicilias, de Jherusalem, de Valençia, de Mallorcas de Cerdeyna, de Corçega", etc.[1]
- ^ Tercera Encuesta Sociolingüística de Euskal Herria (2001). Détails de l'enquête sur www.eustat.es (en espagnol) - ウェイバックマシン(2008年2月13日アーカイブ分)
- ^ Richard Y. Bourhis. "La continuidad del euskera: Clasificación de la población según la identidad cultural. Universidad de Québec en Montréal (noviembre de 1994). Consultado el 12-3-2007
- 1 バス=ナヴァールとは
- 2 バス=ナヴァールの概要
バス=ナヴァール
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ナバラのピレネー山脈北側のわずかな部分は、低ナバラ(フランス語で Basse-Navarre:バス=ナヴァール)と呼ばれ、隣接するベアルヌ公領と共に、相続によって継承された小さな独立君主国として生き残った(この王国はフランスの封建制度下にあるため、日本語ではフランス語風に「ナヴァール王国」とも呼ばれる。以下その表記を使用する)。ナヴァールは、ジャンの息子アンリ2世の代から王国として承認され、代表議会、バイヨンヌとダクスの司教によって代表される聖職者ら、サン=ジャン=ピエ=ド=ポルの教区司祭、サン=パレ、ユトゥジア及びアランプレの小修道院長が置かれた。 1589年アンリ4世のフランス国王即位に伴いその政府がフランス政府に統合されたとき、それはまだ王国と呼ばれていた。アンリ4世以後、フランスの王はその称号に「ナヴァールの王」を(再び)追加した。バスク語はこの地方の大部分でまだ話されている。ナヴァール王アンリ3世がフランス王アンリ4世となり、フランスの王位によって統合した1589年まで、ピレネー山脈の北側地域、すなわちナヴァールはフランス人の土地を大きく加えた独立王国のまま存続した。ナヴァールはベアルヌ公領と統合し、フランスの州となった。
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