バイナリー発電とは?

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バイナリー発電

読み方:バイナリーはつでん
別名:地熱バイナリー発電バイナリーサイクル発電バイナリーサイクル
英語:binary cycle

地熱発電において、よりも沸点が低い液体タービンを回す媒体使用し、では発電難し低温度の地熱でも発電可能にする方式である。

バイナリー発電では、低温蒸気もしくは熱水を「加熱サイクル」の中で循環させ、これとは別にペンタンなどの低沸点媒体を「媒体サイクル」の中で循環させる。加熱サイクル地熱から熱エネルギー得て加熱し、媒体サイクル温める熱源として供給する。媒体サイクル加熱サイクルの熱によって気化し、タービン回転させる動力となる。ちなみにペンタン沸点36℃である。

バイナリー発電の「バイナリー」は元々「2つの」という意味であり、2系統循環系使用するという意味でこの名称が用いられている。

バイナリー発電が普及すれば、従来技術では発電に向かなかった低温地熱を持つ地域でも地熱発電が可能になる。地熱発電再生可能エネルギーであり温暖化ガス排出極めて少なく、また風力・太陽光のように天候影響をほぼ受けないというメリット持っている日本にもバイナリー発電に適した地域は多いとされており、期待されている。

関連サイト
地熱バイナリー発電 - 西日本環境エネルギー研究所

地熱発電

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/16 02:27 UTC 版)

(バイナリー発電 から転送)

地熱発電(ちねつはつでん、じねつはつでん、: geothermal power)とは、地熱(主に火山活動による)を用いて行う発電のことである。再生可能エネルギーの一種であり、太陽の核融合エネルギーを由来としない数少ない発電方法のひとつでもある。ウランや石油等の枯渇性エネルギーの価格高騰や地球温暖化への対策手法となることから、エネルギー安全保障の観点からも各国で利用拡大が図られつつある。




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  73. ^ 温泉と共存共栄も可能 地熱発電で東北を元気に! FACTA ONLINE






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