バイゴールド【バイゴールド】(草花類)
登録番号 | 第15307号 | |
登録年月日 | 2007年 3月 22日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | バイゴールド よみ:バイゴールド | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
品種登録者の住所 | 広島県福山市新市町大字金丸789番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「バイキング」の変異株であり、花は鮮黄色の小輪で切花向きの品種である。開花時の草丈、節間長及び茎の太さは中、色は緑と紫及び褐である。たく葉の大きさは中、葉の着き方は上向き、葉長はやや長、葉幅はやや広、葉の縦横比及び光沢は中、一次欠刻の深さはかなり深、基部の形は円、表面の色はやや濃である。花房の形は円錐形、花の数は中、舌状花の重ねは半八重、管状花部のタイプはデイジータイプ、花の大きさは小、厚みはかなり低、花首の長さは短、花たくの形は盛り上がったドーム状である。舌状花の多少はやや多、向きは水平、主要な形は樋弁、花筒部の長さはかなり短である。外花弁の長さはかなり短、幅は狭、花弁先端の形は丸、舌状花表面の色の分布状態は均一、外花弁の表面の色は鮮黄(JHS カラーチャート2507)、裏面の色は明黄(同2505)である。花盤の大きさは小、未開花部位及び開花した部位の色は濃茶、中央暗色スポットは無、管状花の花冠の深裂の程度はかなり小である。生態分類型は秋、開花の早晩性はやや晩である。「バイキング」と比較して、外花弁の表面の色が鮮黄であること、裏面の色が明黄であること等で、「バイボール」と比較して、花房の形が円錐形であること、外花弁の裏面の色が明黄であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成12年に出願者のほ場(広島県福山市)において、「バイキング」の変異株を発見、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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