ハ5 (エンジン)とは? わかりやすく解説

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ハ5 (エンジン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/09 03:21 UTC 版)

ハ5は1930年代に中島飛行機(以下、中島)が開発・製造した複列14シリンダー空冷星型航空機レシプロエンジンである。大日本帝国陸軍(以下、陸軍)にハ5(ハは発動機を示す陸軍の略記号)として採用され、性能向上型としてハ41ハ109が生まれた。設計担当者は中島の石田義郎技師と吉川晋作技師。基本コンセプトは中島の草分け的航空機用エンジンである単列9シリンダーの寿(ハ1)を複列14シリンダー化したもので、ボア(シリンダー直径)とストロークピストン移動距離)は寿と同一であった。初めは爆撃機用のエンジンとして採用されたが、発展型のハ41とハ109は二式単座戦闘機(キ44、「鍾馗」)にも搭載された。なお、大日本帝国海軍の機体には装備されなかったため海軍式の漢字の通称はない。




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