ハーセプチンとは? わかりやすく解説

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ハーセプチン

英語:Horceptin

がん遺伝子HER2」を標的とする分子標的治療薬HER2タンパク過剰に生じた乳がん治療薬として有効とされる

「ハーセプチン」の名称は中外製薬商品名であり、米国Genentech社の商標である。一般名は「トラスツズマブ」という。

乳がんにはHER2過剰発現を伴う場合と、過剰発現伴わない場合がある。ハーセプチンを投与するかどうか判断するために検査を行う必要がある

ハーセプチンは、乳がん状況によっては他の抗がん剤併用され場合がある。また、ハーセプチン投与による主な副作用としては、寒気発熱などがあるという。

関連サイト
ハーセプチン(一般名 トラスツズマブ) - がんサポート情報センター

トラスツズマブ

(ハーセプチン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 09:38 UTC 版)

トラスツズマブ: Trastuzumab)はヒト癌遺伝子HER2/neu(c-erbB-2)の遺伝子産物であるHER2蛋白に特異的に結合する事で抗腫瘍効果を発揮する抗がん剤。癌の増殖などに関係する特定の分子を狙い撃ちする分子標的治療薬の一種である。


  1. ^ 日本化薬、バイオ後続品を承認申請 乳がん・胃がん治療用”. 日本経済新聞 (2017年4月11日). 2019年8月17日閲覧。
  2. ^ 中外製薬、日本化薬への特許侵害訴訟を放棄”. 日本経済新聞 (2018年4月11日). 2019年8月17日閲覧。
  3. ^ 中外、第一三共とファイザーへの特許侵害訴訟を放棄”. 日本経済新聞 (2019年10月31日). 2019年8月17日閲覧。
  4. ^ 中村清吾『ベスト×ベストシリーズ 名医が語る最新・最良の治療 乳がん』株式会社法研、2011年、172ページ、ISBN 978-4-87954-845-0


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