ハルハとは? わかりやすく解説

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ハルハ【Khalkha】

読み方:はるは

モンゴル一部族。中国明代ダヤン=ハン二子ハルハ河流域牧地分与され、内ハルハ・外ハルハと称したのに始まる。のち、康熙帝の時、清に服属現在のモンゴル国住民大多数占める。

[補説] 「喀爾喀」とも書く。


ハルハ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 09:22 UTC 版)

ハルハモンゴル語:᠋᠋᠋ᠬᠠᠯᠬ ᠎ᠠ 転写:qalq-a, Khalkha, Халх, [χɑɬχ]中国語:喀爾喀 Kāĕrkā)は、近世モンゴルの一部族であり、現在のモンゴル国の多数派民族である。中国の内モンゴル自治区にもハルハの一部が住む。北元が滅んだ後の大順・大西・南明・清が競立期の中国地図では「喀爾喀部」「後元」「韃靼」など様々に記されている。


  1. ^ National Census 2010 of Mongolia
  2. ^ ジャライル(J̌alayir)部,オンギラト(Onggirad)(ホンギラト)部,イキレス(Ikires)部,ウルート(Urud)部,モングート(マングート(Mangγud))部
  3. ^ a b 宮脇:2002
  4. ^ 宮脇 2002,p150
  5. ^ 宮脇 2002,p168-169
  6. ^ アルタン・トプチ』、『蒙古世系譜』、『アサラグチ・ネレトイン・テウケ』、『アルタン・クルドウン・ミンガン・ケゲスト・ビチク』、『ボロル・エリケ』などはダヤン・ハーンの母を「ウリヤンハンのフトグト・シグシの娘」としているが、『蒙古源流』、『ジャラグスン・フリム』、『シラ・トージ』は「ウルグートのオロジュ・シグシの娘」としている。《『東洋学報』第55巻「ハルハ・トゥメンとその成立について」》
  7. ^ 宮脇 2002,p153,169
  8. ^ 『清史稿』列伝三百八 藩部四
  9. ^ 宮脇 2002,p169-171
  10. ^ 宣和堂 (2017年5月21日). “その後の「制誥之寶」とマハーカーラ像”. 宣和堂遺事. 2022年1月28日閲覧。
  11. ^ 中研院歷史語言研究所歷史文物陳列館”. museum.sinica.edu.tw. 2022年1月28日閲覧。
  12. ^ Japanese section, The Voice of Mongolia (2018年1月15日). “「ハルハ・オイラド法典」と題した著書が出版された”. モンゴルの声. 2022年1月28日閲覧。
  13. ^ 宮脇 2002,p168-199
  14. ^ 宮脇 2002,p184
  15. ^ 宮脇 2002,p181-186
  16. ^ 宮脇 2002,p198-200
  17. ^ 固倫純愨公主(康熙帝と通嬪の娘)の夫。
  18. ^ 宮脇 2002,p201-206,219-227
  19. ^ 宮脇 2002,p230-252


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