はるか【ハルカ】(果樹)
登録番号 | 第5202号 | |
登録年月日 | 1996年 10月 15日 | |
農林水産植物の種類 | かんきつ | |
登録品種の名称及びその読み | はるか よみ:ハルカ | |
品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 石井徳雄 | |
品種登録者の住所 | 福岡県糸島郡二丈町大字吉井1944番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 石井徳雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「日向夏」の自然交雑実生から育成されたものであり,果実の形が扁球,果実の重さがやや重,果皮色が黄色で,育成地(福岡県糸島郡二丈町)において2月上旬に収穫できる品種である。 樹姿はやや直立,樹の大きさ,樹勢及び枝梢の太さは中,節間長はやや短である。葉身の形は紡錘形,葉身の大きさは中,葉身長は中,葉身幅はやや狭,葉形指数は小,葉柄の長さはやや短,太さは中である。果実の形は扁球,果形指数は中,果頂部の形は円,果頂部の凹環の有無は有,果梗部の形は球面,果梗部放射条溝の多少は少,果心の充実度はやや粗,大きさは極小,果実の重さはやや重(200g程度)である。果皮の色は黄,油胞の大きさは中,密度はやや密,果面の粗滑はやや粗,果皮の厚さは厚,果皮歩合は大,剥皮の難易は中である。じょうのう膜の硬さはやや硬,さじょう(果肉)の色は黄白,果汁の多少は中,甘味はやや高(糖度12度程度),酸味は低,香気の多少は少である。種子数は多,胚の色は淡緑,胚の数は多胚である。成熟期はやや早,育成地においては2月上旬である。隔年結果性はやや低,後期落果の多少は少,浮皮果の発生及び裂果の発生は無,貯蔵性は長である。 「日向夏」と比較して,果頂部の凹環の有無が有であること,胚の数が多胚であること,成熟期が早いこと等で,「三宝柑」と比較して,果梗部の形が球面であること,甘味が高いこと,成熟期が早いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和55年に出願者が自宅の庭(福岡県糸島郡二丈町)において「日向夏」の自然交雑実生を発見し,57年高接ぎ樹を育成,61年初結実,以後,増殖を行いながら,特性の調査,確認を行い育成を完了したものである。 なお,出願時の名称は「円香」であった。 |
はる香【ハルカ】(草花類)
登録番号 | 第14848号 | |
登録年月日 | 2007年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | オンシジウム | |
登録品種の名称及びその読み | はる香 よみ:ハルカ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 高木浩二郎 | |
品種登録者の住所 | 山梨県北巨摩郡大泉村西井出4640 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 高木浩二郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、Ionopsis paniculataにOncidium「トゥインクル ファンシー・カナ」を交配して育成されたものであり、花はセパルが淡紫ピンクの地色に鮮紫ピンク色のぼかし斑、ペタルが淡紫ピンクの地色に赤紫色の縞斑、リップは淡紫ピンクの地色に鮮紫ピンク色のぼかし斑が入る鉢物向きのかなり小輪花である。株の大きさは小、草姿は直立である。ぎ球茎の正面の形は楕円形、平面の形は長楕円形、溝(稜)の有無は無、高さは11~25㎜、長径は21~30㎜である。葉の正面の形は線形、横断面の形はⅣ型、向きは斜上、下垂性は無、長さは短、幅は狭、表面の色は緑、全葉数は6枚である。花序の型は複総状、分枝回数は2回、無限花序の性質の強さは無、花序の長さはやや短、幅はやや狭、花数はやや多、花茎の抽出方向は斜上、強さはかなり弱、花型は部分反転平、距の有無は無、花の横径及び縦径はかなり小である。ドーサル・セパルの正面の形は長楕円形、先端の形は円形、ねじれの程度は無、長さはかなり短、幅はかなり狭、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鈍形、ねじれは有、長さはかなり短、幅はかなり狭、ペタルの正面の形は長方形、先端の形は鈍形、ねじれ及び周縁の波打ちは無である。リップの正面の形はⅧ型、先端の形は銀杏形、側裂片の大きさは大、長さはかなり短、幅はかなり狭である。花色はセパルは淡紫ピンク(JHS カラーチャート9501)の地色に鮮紫ピンク(同9504)のぼかし斑が入る、ペタルは淡紫ピンク(同9501)の地色に赤紫(同9508)の縞斑が入る、リップは淡紫ピンク(同9501)の地色に鮮紫ピンク(同9205)のぼかし斑が入る。花の香りは弱、開花期は冬である。Ionocidium「Misty Highland」と比較して、セパルの斑の型がぼかし斑であること、ペタルの斑の型が縞斑であること、リップの正面の形がⅧ型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(山梨県北巨摩郡大泉村)において、Inps. paniculataにOnc.「トゥインクル ファンシー・カナ」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、16年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ひなざくら」であった。 |
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