ハナイグチ(はないぐち)とは何？わかりやすく解説 Weblio辞書

ハナイグチ

読み方：はないぐち
別表記：花猪口

ハナイグチ（花猪口）はカラマツ林に発生するキノコ。カラマツの樹下、生木の付近の地表などに群生していることが多い。傘は褐色で多少ぬめりがある。比較的肉厚で、食感もよく、うま味に富む。汁物料理などによく合う。ただし傷みやすい。群生する性質上、一度に大量に収穫できることも多い。見た目の似た紛らわしい危険な毒茸も特にない。

読み方：ハナイグチ（ｈａｎａｉｇｕｃｈｉ）

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/08/31 04:33 UTC 版)

ハナイグチ（花猪口、学名Suillus grevillei）は、ヌメリイグチ科ヌメリイグチ属に属するキノコの一種。

^ Samson, J., and J. A. Fortin, 1988. Structural characterization of Fuscoboletinus and Suillus ectomycorrhizae synthesized of Larix laricina. Mycologia 80: 382-392.
^ 柴田尚、2000．本州中部の亜高山帯針葉樹林のきのこ．森林科学30：8-13．
^ [1]村田義一、ハナイグチとシロヌメリイグチの培養性質．
^ ^a ^b ^c Fries, N., 1983. Basidiospore germination in species of Boletaceae. Mycotaxon 18: 345-354.
^ Korhonen, M., Hyvönen, J., and T. Ahti, 1993. Suillus grevillei and S. clintonianus (Comphidiaceae), two boletoid fungi associated with Larix. Karstenia 33:1-9.
^ Phillips, R., 1991. Mushrooms of North America. Little Brown & Co., Boston,
^ “ハナイグチの検査結果データ”. 2017年12月26日閲覧。
^ 松川仁、1980．キノコ方言　原色原寸図譜．東京新聞出版部． ISBN 9784808300302
^ 奥沢康正・奥沢正紀、1999．きのこの語源・方言事典．山と渓谷社． ISBN 9784635880312
^ [2]吉田亜紀、カラマツ針葉の化学成分が菌根菌の生長におよぼす影響．
^ きのこの栽培方法イグチ科ヌメリイグチ属（Boletaceae Suillus） (PDF) 特許庁

「ハナイグチ」の続きの解説一覧

固有名詞の分類

キノコ	ヒメサクラシメジウズハツハナイグチカンバタケキンチャヤマイグチ >>固有名詞 >>自然一覧 >>生物一覧 >>菌類一覧
食用キノコ	ブナピーチャホウキタケモドキハナイグチハタケシメジブナハリタケ >>製品 >>食べ物一覧 >>食品一覧
イグチ科	ドクヤマドリヤマドリタケニセイロガワリコショウイグチハナイグチ >>自然 >>生物一覧 >>菌類一覧


	Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
	Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
	All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License. この記事は、ウィキペディアのハナイグチ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。