ハイ‐カラー【high color】
読み方:はいからー
コンピューターのディスプレーで表示する色に関するモードの一。1画素当たり15または16ビットの色情報をもつ。15ビットカラーで最大3万2768色、16ビットカラーで最大6万5536色を同時に表示できる。→インデックスカラー →フルカラー
ハイ‐カラー【high collar】
読み方:はいからー
丈の高い襟。
ハイカラー
ハイカラーとは、主にコンピュータのディスプレイなどで扱われる色数の分類のうち、1ピクセル当り15ビット、または16ビットのデータで表示される色数を示す名称である。通常は特に16ビットの方を指すことが多い。
ハイカラーは、基本的には、1ピクセルのRGBそれぞれの原色につき5ビットで階調を表現できる。1ピクセル当りで表現できる情報はRGBを合計して15ビット、表現可能な色表現は32768色となる。これは特に「15ビットハイカラー」と呼ばれる。
15ビットハイカラーに対して、RGBのG(Green)について特に細かく階調が表現できるように、RとBには5ビット、Gには6ビットの情報を割り当てた方式は、「16ビットハイカラー」と呼ばれる。人間は緑色に対する感覚が他の原色に比べて鋭敏だとされているため発生した方式である。16ビットハイカラーで表現可能な色表現は65536色である。
16ビットハイカラーの色数(65536色)があれば、通常のPCのディスプレイで必要とされる色は、ほぼ全て表現することができるとされる。なお、ハイカラーよりもより多くの色数が表現可能な方式として、1ピクセルを24ビットで表現するトゥルーカラーがある。ちなみにフルカラーという表現は文脈や時代によって指示する対象が変化している。
ハイカラー(15/16ビット)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/29 00:58 UTC 版)
「色深度」の記事における「ハイカラー(15/16ビット)」の解説
ハイカラーは一般的な色表現には十分な色彩を提供するとみなされており、15ビットか16ビットの色深度を持つ。15ビットの場合、赤・緑・青の輝度をそれぞれ5ビットで表す。25は32であるため、各色要素の輝度は32階調であり、全体として32,768色を表現できる(32×32×32=32,768)。16ビットの場合、人間の眼の感度が良い緑を6ビット(64階調)で表現する。従って、表現色数は65,536色となる(32×64×32=65,536)。あるいは、R/G/Bそれぞれを4ビットで表し(16階調)、残る4ビットをアルファチャンネルとする方式もある。その場合の表現色数は4,096色である。これらの色深度は携帯電話などカラーディスプレイつきの小型機器で使われることがある。 一般に各色成分に5ビットかそれ以上を割り当てるものをハイカラーと呼ぶ。写真画像を表示するにはこれで十分といわれることもある。
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ハイカラー
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