ハイパーグラフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/24 19:01 UTC 版)
ハイパーグラフ(英: Hypergraph)とは、数学におけるグラフを一般化(拡張)したもので、エッジ(枝)が任意個数のノード(頂点)を連結できる。形式的には という対で表され、 はノードあるいは頂点と呼ばれる要素の集合、 はハイパーエッジ(hyperedge)と呼ばれる の空集合でない部分集合の集合である。したがって、 は の部分集合である。ただし、 は の冪集合を表す。通常のグラフのエッジは2つのノードの対で表されるが、ハイパーエッジは任意のノードの集合で表され、任意個のノードを含む。
- 1 ハイパーグラフとは
- 2 ハイパーグラフの概要
- 3 概要
- 4 ハイパーグラフの彩色
- 5 関連項目
ハイパーグラフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/05 03:40 UTC 版)
普通のグラフの辺は2つの頂点のみを持つことができる(それぞれの端に1つ)ため、グラフに対する接続行列の列は2つの非ゼロ成分のみを持つことができる。対照的に、ハイパーグラフは1つの辺に割り当てられた多数の頂点を持つことができる。ゆえに、非負整数の一般行列がハイパーグラフを記述する。
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