ハイバニカ・ロウナ(Hib. Rona)
ハイバニカ種(Hibernica) (ハイバニカ・マキュラータ参照) これは悩ましいアイビーである。そのわけを以下に述べる。 ハイバニカ・マキュラータと同じ葉型で、サイズも丈夫さも伸び方も変わらない。 どちらも長い枝を伸ばす。 イギリスから買い入れたものでこのアイビーに関する記録は現在のマキュラータと同様に1800年代から1900年代に書かれたものとは符合しない。 合っているのは先祖返りで濃いグリーンの葉に戻る点だけ。 栽培を続けた中でわかったのはロウナにクリーム色の輝くような斑がより多く出ることと、どちらにもみどりや黄色の掃込斑が現れることだ。 幅広いクリーム色の輝くような斑については過去に記録がない。 日本に来てから起こった変化かと思う。この色はときたま現れる。 新規の挿し木をしたもののほんの数パーセントにしか出ない。 そのためいつでもご注文に応じるのは難しい。そのうえこれが先祖返りでグリーンに戻らないという保証はできない。 さらに言えばグリーンの中から鮮やかなクリーム色がでることもある。悩むのは私だけではないだろう。 濃い緑色の葉に金色の斑が現れると緑と金色のコントラスが見事。 |
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