ハイカラとは? わかりやすく解説

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ハイカラ

ハイカラ(high collar)とは、明治時代流行した洋風生活様式その様式を好む人々を指す言葉である。洋風衣服好み洋食食べ洋楽聴くなど、西洋文化取り入れた生活を送る人々指したまた、そのような生活様式を持つ人々は、新し文化取り入れることに積極であったとされる現代では、ハイカラという言葉は、洋風生活様式を好む人々だけでなく、新しいものを好む人々や、流行敏感な人々を指すこともある。

ハイ‐カラ【high collar】

読み方:はいから

[名・形動

ハイカラー」に同じ。

「—で頤を突上げる苦しさ辛抱(がまん)して」〈魯庵社会百面相

明治3132年ごろの議会で、1着用していた洋行帰り議員たちを、「万朝報」がハイカラー党とからかって書き立てたところから》西洋風を気どること。流行追ったり、目新しいものを好んだりすること。また、そういう人や、そのさま。「—な着物の柄」「—趣味」「—さん」

西洋風に結った髪。ハイカラ髪。日本髪に対していう。

「たっぷりある髪を、無造作らしくひっつめの—に結んでいたが」〈里見弴・大道無門


ハイカラ

魚津弁(☆印は「ス」と発音する 意味
ハイカラ流行を追う、新し好み

ハイカラ

大阪弁 訳語 解説
ハイカラ 天カス入り 目新しくしゃれていること。もともとは「ハイ」は高い、「カラー」はえりのことで、洋服のえりのことを言った。「ハイカラうどん」で「天カス入りうどん」のこと。


ハイカラ

読み方:はいから

  1. 洋行がへりの紳士の高襟(ハイカラー)をつけしをいふより起りて、流行追ふ浮華軽佻の徒、又は其服装をいふ。
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ハイカラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/02 12:58 UTC 版)

ハイカラは、西洋風の身なりや生活様式をする様、人物、事物などを表す日本語の単語。


  1. ^ 今日の毎日新聞とは別系統。
  1. ^ 米川明彦編 『日本俗語大辞典(第3版)』 東京堂出版 2006年 485頁など
  2. ^ a b 石川半山 『烏飛兎走録』 北文堂(東京) 1912年(大正元年)11月1日発行
  3. ^ a b 石井研堂 『明治事物起源』 橋南堂 1908年(明治41年)1月1日発行
  4. ^ 竹越与三郎 『萍聚絮散記』 開拓社(東京)1903年(明治35年)6月28日発行


「ハイカラ」の続きの解説一覧

ハイカラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 06:41 UTC 版)

天下繚乱RPG」の記事における「ハイカラ」の解説

奥義千変万化客人クラス明治時代に暮らす先進的な考えを持つ者。バンカラもここに含まれる明治時代舞台にした場合客人ではなくなる。

※この「ハイカラ」の解説は、「天下繚乱RPG」の解説の一部です。
「ハイカラ」を含む「天下繚乱RPG」の記事については、「天下繚乱RPG」の概要を参照ください。

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ハイカラ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 12:35 UTC 版)

名詞

ハイカラ

  1. 明治時代に、西洋風身なり生活様式取り入れた人々呼ばれた言葉
  2. (しばしば時代がかったニュアンスともなってしゃれていること。洗練されていること。またそのような事物や人。

語源


「ハイカラ」の例文・使い方・用例・文例

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