ノースホワイト【ノースホワイト】(飼料作物)
登録番号 | 第5797号 | |
登録年月日 | 1997年 11月 14日 | |
農林水産植物の種類 | しろクローバー | |
登録品種の名称及びその読み | ノースホワイト よみ:ノースホワイト | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 樋口誠一郎 松村哲夫 米丸淳一 山田敏彦 若松敏一 福岡壽夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「P.I.121084」,「フイア」,「マキバシロ」外32品種・系統1080個体の基礎集団から多交配と後代検定を繰り返して選抜した24母系・50個体を合成した固定品種であり,葉数は多,小葉の長さは短,頭花数が多く,菌核病抵抗性が強い放牧用品種である。 植物体の広がりはやや小,ほふく茎の太さは細,密度はやや密である。節間長はやや短,葉数は多,小葉の長さは短,葉斑の有無と多少はかなり多,鮮明度は中,葉色は濃,葉柄の長さはやや短である。頭花数は多,小花数は少,千粒重はやや重,萌芽性は中,開花期はやや早生である。越冬性及び越夏性はやや良,モザイク病抵抗性は中,菌核病抵抗性は強である。 「ケントワイルドホワイト」と比較して,葉斑の鮮明度が鮮明であること,葉柄の長さが長いこと,菌核病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,東北農業試験場(岩手県盛岡市)において,「P.I.121084」,「フィア」,「マキバシロ」外32品種・系統1080個体の基礎集団から昭和57年に35個体を選抜,以後,多交配と後代検定を2回繰り返して選抜した24母系・50個体を62年に隔離交配網室内で合成した固定品種である。62年に「東北21号」の系統名を付し,63年から生産力検定試験及び特性検定試験等の試験を行い,その特性が安定していることを確認して育成を完了した。 |
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