ノーザン・シティ線
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ノーザン・シティ線(ノーザン・シティせん、英語:Northern City Line)は、ロンドン市内のムーアゲートとフィンズベリー・パークを結ぶ鉄道路線である。ムーアゲートとドレイトン・パークの間は地下を走り、ドレイトン・パークからフィンズベリー・パークの南でイースト・コースト本線に合流する地点までは切取の中を走る。グレート・ノーザン・ルートの一部として、ロンドン北部近郊からイギリスの主要な金融街であるシティ・オブ・ロンドン(シティ)への輸送を担い、平日は22時ごろまで列車が運行されるが、休日はシティにある会社の多くが休みとなるため、ノーザン・シティ線には列車が走らず、ロンドン北部からグレート・ノーザン・ルートを通ってきた列車はすべてキングス・クロスに入る[2]。
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注釈
脚注
- ^ “Network Rail: RUS, ECML (pdf)”. p. 57. 2011年2月19日閲覧。
- ^ “Great Northern route map”. National Rail. 2015年1月2日閲覧。
- ^ a b “Northern line”. Clive's UndergrounD Line Guides (2012年3月3日). 2012年3月9日閲覧。
- ^ J. Glover, "London's Underground", 7th edition, Shepperton, Ian Allan, 1991, p.61.
- ^ “Penetration and obstruction of a tunnel between Old Street and Essex Road stations, London. Report name: 0213_R032014_Old_Street”. Rail Accident Investigation Branch (2013年3月8日). 2015年5月17日閲覧。
- ^ ネットワーク・レール セクショナル・アペンディクス、ロンドン北東地区
- ^ “Office of Rail Regulation statistics”. 2015年5月12日閲覧。
- 1 ノーザン・シティ線とは
- 2 ノーザン・シティ線の概要
- 3 歴史
- 4 事故
- 5 関連項目
ノーザン・シティ線
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「ロンドン地下鉄スタンダード形電車」の記事における「ノーザン・シティ線」の解説
ノーザン・シティ線では従来地上線用の電車が運用されていたため、スタンダード形電車の入線にあたって設備の改造が行われた。ノーザン・シティ線では給電用レールのプラスマイナスが他線と逆になっていたため、他線同様に修正する改造も併せて行われている。スタンダード形電車では制御電動車にのみ空気圧縮機が搭載されていたため、片側に制御車を連結した3両編成(制御電動車 – 付随車 – 制御車)では空気圧縮機が1台だけとなり、この1台が故障すると列車が運転不可能になる。これを避けるため、1930年代には制御車を片側につないだ3両編成の単独運転は一部の例外を除いて中止された。4両編成の場合は両端に制御電動車が連結(制御電動車 – 付随車 – 付随車 – 制御電動車)され、編成に2台空気圧縮機があるため、1台が故障しても運転継続が可能だった。ノーザン・シティ線ではオフピーク時に制御電動車と制御車からなる2両編成が運用されていたため、1964年10月まで空気圧縮機1台での運転が行われた。
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