ネペンテス・フッケリアーナ
●ウツボカズラ科は1科1属の単型科で、ボルネオ島を中心に熱帯アジアに70種ほどが分布しています。有名な食虫植物で、多くは栄養分の少ない湿地に地生しますが、乾燥した樹木や岩に着生するものもあります。このフッケリアーナ種はラフレシアーナ種(N. rafflesiana)とアンプルラリア種(N. ampullaria)の種間交雑種で、ブルネイやボルネオ島に分布しています。濃緑色で披針形の葉と、黄緑色の地に赤紫色の斑がある捕虫袋が特徴です。和名では「フッカーウツボ(靫)」と呼ばれます。
●ウツボカズラ科ウツボカズラ属の低木状多年草で、学名はNepenthes hookeriana。英名は Pitcher plant。
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