ナンキンマメとは? わかりやすく解説

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落花生

読み方:らっかせい
別表記:ナンキンマメ、南京豆地豆唐人豆異人豆

栄養価の高い食用豆の一種。殻は、中央部分くびれており表面網状になっている。なお、ピーナッツ食用とする種子部分のみを指すことが多い。
節分の際には、東北地方北海道鹿児島などで落花生やピーナッツ福豆代わりに豆撒きの豆として用いられることがある

ナンキン‐まめ【南京豆】

読み方:なんきんまめ

落花生(らっかせい)の別名。


南京豆

読み方:ナンキンマメ(nankinmame)

マメ科つる性一年草園芸植物薬用植物


ラッカセイ

ラッカセイ
科名 マメ科
別名: ナンキンマメ・ピーナツ
生薬名: -
漢字表記 落花生
原産 南米
用途 南米アンデス高原原産地とされる一年草夏から秋開花した後、子房の下の地中伸び果実つきます地中にできたの中の種子がラッカセイで、油を抽出して食用に。また、茹でて食べたり加工してジャムなどにします。
学名: Arachis hypogaea L.
   

南京豆

読み方:ナンキンマメ(nankinmame)

フジマメ別称
マメ科つる性一年草園芸植物薬用植物

学名 Dolichos lablab


南京豆

読み方:ナンキンマメ(nankinmame)

マメ科一年草薬用植物

学名 Arachis hypogaea


南京豆

読み方:ナンキンマメ(nankinmame)

花が終わると子房伸びて地中にはいりとなる珍しい習性のある豆類

季節

分類 植物


ラッカセイ

(ナンキンマメ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/04 02:15 UTC 版)

ラッカセイ落花生[2]学名: Arachis hypogaea; 英語: peanut[注 1] または groundnut)は、マメ亜科ラッカセイ属の一年草。他のマメ科作物と違い、花が終わると子房柄が地中に潜るように伸びて、その先にサヤができてができるのが特徴。植物学上の標準和名はナンキンマメ(南京豆)[1]、食用にされる種子は、ピーナッツともいう。


注釈

  1. ^ 英語発音: [ˈpiːnʌt]日本語では英語からの外来語カタカナで「ピーナッツ」または「ピーナツ」(石原 ほか 1959)と表記。英語で「peanut」は、この植物全体を指しうるが、日本で「ピーナッツ」は、専らこの植物の種子部分(特に、食用のそれ)を指していることが多い。
  2. ^ 大正10年に神奈川県秦野市曽屋原に軍の飛行場が建設されることとなり、10月上旬に収穫が強制されたものを塩水につけて茹でたところ味がよかったので、だんだんと神奈川県西部地域に広がった。軍が生んだ産品ともいえる。

出典

  1. ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Arachis hypogaea L. ナンキンマメ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2024年1月21日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 金子美登 2012, p. 217.
  3. ^ Linnaeus, Carolus (1753) (ラテン語). Species Plantarum. Holmia[Stockholm]: Laurentius Salvius. p. 741. https://www.biodiversitylibrary.org/page/358762 
  4. ^ a b c d e f g h i j 主婦の友社編 2011, p. 110.
  5. ^ a b c d e f g h 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 137.
  6. ^ a b 竹内重之「らっかせいの栽培と研究上の問題点」『農業技術』第27巻第9号、農業技術協会、1972年9月、391-396頁、CRID 1050845763487993728ISSN 0388-8479NAID 40018406348 
  7. ^ だっきしょ 【公式】鹿児島弁ネット辞典(鹿児島弁辞典)]
  8. ^ 面積調査”. 作物統計. 農林水産省. 2024年1月21日閲覧。
  9. ^ peanut”. Wiktionary. 2022年4月30日閲覧。
  10. ^ a b 落花生 日本豆類協会
  11. ^ a b c d e ジョンソン 1999, p. 125-131.
  12. ^ 『落花生 栽培手引き』p47、2010年3月、相州落花生協議会。同時期に神奈川県二宮町の二見庄兵衛も「南京豆」の種子を入手し、試作した。後年、この中から立性種を選別した。
  13. ^ a b 『落花生 栽培手引き』(2010年3月、相州落花生協議会)p.48
  14. ^ ジョンソン 1999, p. 133-136.
  15. ^ a b c 主婦の友社編 2011, p. 111.
  16. ^ 文部科学省日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  17. ^ 厚生労働省日本人の食事摂取基準(2015年版)
  18. ^ USDA栄養データベース アメリカ合衆国農務省
  19. ^ 「情報:農と環境と医療 47号」北里大学学長室通信 No.47(2009年2月1日)
  20. ^ ピーナツは皮ごと食べよう:視的!健康論~眼科医坪田一男のアンチエイジング生活~読売新聞/ヨミドクター(2010年10月21日)
  21. ^ ピーナッツ摂取と脳卒中および虚血性心疾患発症との関連 JPHC Study 多目的コホート研究、 独立行政法人国立がん研究センター
  22. ^ http://www.nal.usda.gov/fnic/foodcomp/search/
  23. ^ [『タンパク質・アミノ酸の必要量 WHO/FAO/UNU合同専門協議会報告』日本アミノ酸学会監訳、医歯薬出版、2009年05月。ISBN 978-4263705681 邦訳元 Protein and amino acid requirements in human nutrition, Report of a Joint WHO/FAO/UNU Expert Consultation, 2007]
  24. ^ 「みそピー」物語”. 日の出味噌ホームページ. 2018年10月20日閲覧。
  25. ^ KERI BLAKINGER (2016年6月13日). “Quebec woman opens up about daughter’s tragic death after allergic reaction from kissing boyfriend who ate peanut butter sandwich” (英語). Daily News. 2016年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月18日閲覧。
  26. ^ a b c d e f g 主婦の友社編 2011, p. 112.
  27. ^ 高橋芳雄「落花生の連作害に関する研究」『千葉県農業試験場研究報告』第11号、千葉県農業試験場、1971年3月、1-12頁、CRID 1050282813533178368ISSN 0577-6880 
  28. ^ a b c d e f 主婦の友社編 2011, p. 113.
  29. ^ FAOによる生産統計(2004年)
  30. ^ FAOによる輸出統計(2004年)
  31. ^ FAOによる輸入統計(2004年)
  32. ^ 27年産豆類(乾燥子実)及びそばの収穫量(全国農業地域別・都道府県別)」『作物統計』農林水産省、2016年
  33. ^ 千葉県農林総合研究センター・落花生研究室(2018年7月26日閲覧)
  34. ^ 落花生新品種は「Qなっつ」千葉県、10年ぶり/甘み強く後味あっさり■秋デビュー『日本経済新聞』朝刊2018年7月20日(首都圏経済面)2018年7月26日閲覧
  35. ^ 幻の「遠州半立」復活/静岡・浜松市 ピーナッツバターが評判/1904年万博で世界一 荒廃農地から発見日本農業新聞』2021年9月7日13面(同日閲覧)
  36. ^ 千葉県では、2019年に新種「千葉P114号」を「Q(きゅー)なっつ」と命名した(県育成落花生「Qなっつ」について”. 千葉県 (2020年2月27日). 2021年11月10日閲覧。)。
  37. ^ 農林水産省年報 第2章 国際部


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