ナミテントウとは? わかりやすく解説

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なみ‐てんとう〔‐テンタウ〕【並瓢虫】

読み方:なみてんとう

瓢虫(てんとうむし)2


並瓢虫

読み方:ナミテントウ(namitentou)

テントウムシ科昆虫


ナミテントウ

形態
 ナミテントウは体長5~8mm色彩いろいろなタイプがあり、全体黄褐色黄色に黒紋、橙色に黒紋、黒色に赤の2紋や4紋などがある。
 カメノコテントウ体長8~13mm、黒色背面には赤色亀甲紋がある。
被害
 晩秋になると越冬のために家屋多数飛来し屋内侵入してくることがある戸袋の中や窓サッシ隙間、壁の羽目板の間等に多数入り込み、その数の多さ不快感恐怖感与える。脚の関節から特有の臭いのある黄色体液分泌するため、個体数多くなると臭いやシミ汚染問題となる。
 野外では問題にならないが、時に体液衣類シミ汚染する場合があり、特にカメノコテントウ真赤な液を多く出すので要注意

ナミテントウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/07 13:54 UTC 版)

ナミテントウ(並天道、学名: Harmonia axyridis)は、コウチュウ目テントウムシ科昆虫。単にテントウムシという和名もある。和名の通り日本やアジアでは多くの地域で普通に見られる代表的種で、天敵製剤としての研究も盛んだが、もともと分布しなかった多くの国でも外来種として拡大しており、問題とする表示もあるが、益虫。


  1. ^ a b 日本産昆虫学名和名辞書(DJI)”. 昆虫学データベース KONCHU. 九州大学大学院農学研究院昆虫学教室. 2012年1月21日閲覧。
  2. ^ 阪本優介『テントウムシハンドブック』(文一総合出版)p5
  3. ^ 鈴木紀之『すごい進化』(中公新書)p84-85
  4. ^ a b 古川春男・長谷川仁奥谷禎一 編『原色 昆虫百科図鑑』集英社、1965年
  5. ^ 佐々治寛之『テントウムシの自然史』(東京大学出版会)p113-114
  6. ^ 盛口満『テントウムシの島めぐり』(地人書館)p171-173。元となる論文はBrown P.M.J et al. 2011 The global spread of Harmonia axyridis (Coleoptera: Coccinellidae): distribution, dispersal and routes of invasion及びAdriaens T. et al. 2008 Invasion history, habitat preferences and phenology of the invasive ladybird Harmonia axyridis in Belgium
  7. ^ 『テントウムシの島めぐり』p68によると、沖縄の個体はナミテントウに存在しないタイプのものが多い。
  8. ^ 『テントウムシの自然史』p111
  9. ^ 『テントウムシの自然史』p122
  10. ^ 『テントウムシの自然史』p114
  11. ^ 『テントウムシの自然史』p112
  12. ^ 『テントウムシの自然史』p113
  13. ^ 『すごい進化』p84-153(第3章全体)
  14. ^ 『すごい進化』p137-138
  15. ^ 『テントウムシの島めぐり』p86
  16. ^ 『テントウムシハンドブック』p39


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