ドロエダタマワタムシ
和名:ドロエダタマワタムシ |
学名:Pemphigus dorocola Matsumura |
ヨコバイ目,タマワタムシ科 |
分布:北海道,本州,朝鮮半島 |
写真(上):ドロノキの若枝に形成された虫こぶ(ドロエダタマフシ) |
写真(下):虫こぶ内のドロエダタマワタムシ幼虫 |
説明 ドロノキの若枝に球形から円錐形の虫こぶ(直径13mm,高さ20mm程度)を形成する。虫こぶの先端部には小さな開口部があり,ここから虫が出入りする。虫こぶは5〜6月に一匹のアブラムシにより形成され,その個体が繁殖してできた第2世代目はすべて有翅虫となり,未知の二次寄主に移住する。第2世代目の幼虫には捕食者に対する攻撃性があるものや,虫こぶ内の脱皮殻や排泄物を外に押し出して虫こぶの中を掃除をする個体がいることが知られている。 |
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