ドラヴィダ人とは? わかりやすく解説

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ドラヴィダ人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/13 05:24 UTC 版)

ドラヴィダ人(ドラヴィダじん、Dravidian)は、ドラヴィダ語族の言語(タミル語テルグ語カンナダ語マラヤーラム語トゥル語トーダ語英語版コータ語英語版などの言語)を母語として使用する民族の総称。


  1. ^ 未解読のインダス文字を、人工知能で解析 (WIRED.jp)
  2. ^ Sengupta, S; Zhivotovsky, L; King, R; Mehdi, S; Edmonds, C; Chow, C; Lin, A; Mitra, M et al. (2006). "Polarity and Temporality of High-Resolution Y-Chromosome Distributions in India Identify Both Indigenous and Exogenous Expansions and Reveal Minor Genetic Influence of Central Asian Pastoralists". The American Journal of Human Genetics 78 (2): 202–21. doi:10.1086/499411. PMC 1380230. PMID 16400607.


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ドラヴィダ人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 02:25 UTC 版)

南インド」の記事における「ドラヴィダ人」の解説

南インド居住しているのはドラヴィダ人であるということ一般的に言われているが、ドラヴィダ人を定義する時には一般に民族定義する場合生ずる困難がここにも生ずる。 ドラヴィダ人という呼称について考え場合言語学での分類用いられるドラヴィダ語族概念抜きにしては考えられない。ドラヴィダ人の定義としては、ドラヴィダ語族属すタミル語テルグ語カンナダ語マラヤーラム語トゥル語コータ語などの言語母語として使用する人々、という言語学的側面第一に挙げられる考えられる次にインダス文明担い手でもあり、移住してきたアーリア人よりも早くからインド居住して徐々にインド南方へと追いやられて行きながらもチョーラ朝などの下で隆盛し、イスラム教勢力侵入食い止めた人々、という歴史的政治的な側面挙げられる次に一般的にドラヴィダ人はアーリア人比べ肌の色黒く、背が低い。 次にインド文学においてはサンスクリット文学 (Sanskrit literature) が入る前から存在した独自のタミル文学 (Tamil literature) を保持しムルガン神信仰などの宗教建築音楽道徳観食生活などでも独自のもの持っている、という文化的な側面挙げられるこのような様々な側面複雑に繋がり合っているのが、ドラヴィダ人という概念である。また、タミル人という概念があり、主にタミル・ナードゥ州出身タミル語母語としその文化を担う人々を指すが、タミルதமிழ்Tamil)という語がドラヴィダ(திராவிட;サンスクリット語 द्रविड, द्रमिल, द्राविड;Dravida)という語と語源について関係している可能性があることを考えると、タミル人をドラヴィダ人の代表、あるいはドラヴィダ人そのもの考え傾向があることも、理解できなくはない

※この「ドラヴィダ人」の解説は、「南インド」の解説の一部です。
「ドラヴィダ人」を含む「南インド」の記事については、「南インド」の概要を参照ください。

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