ドラクエII
ドラゴンクエストII 悪霊の神々
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『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』(ドラゴンクエストツー あくりょうのかみがみ)は、1987年1月26日に株式会社エニックス(現:株式会社スクウェア・エニックス)より発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲーム。
注釈
- ^ 中村光一もパスワードを間違えて苦い思いをしたとインタビューで語っている[要出典]。
- ^ 前作の呪いは1種類の効果しかなかったが、本作の呪いはアイテムにより効果が異なる。
- ^ 複数回連続攻撃する敵もいる。味方も装備により2回連続攻撃することもある。
- ^ モンスターとのエンカウント直後の匹数が対象であり、「○○(モンスター名)はたすけをよんだ!」で新たに現れたモンスターは含まれない。また、敵が途中で逃げだした場合でも割増される数が減ることはない。
- ^ 「はかいのつるぎ」など1つしか所有できないアイテムをすでに所持している状態で同じアイテムを落とすモンスターと戦った後に宝箱が落とされた場合は、アイテムの代わりにゴールドを手に入れられる。
- ^ 保存されるデータは復活の呪文に相当する情報のみ。
- ^ 城下町のある場所におり、携帯電話版以降では必ず会わないとストーリーを進めることができなくなった。
- ^ 外部書籍では跡取りがいなくなったため、血族を養子に迎えたことでロトの血を引かない縁戚という間柄になっている。
- ^ 鎧の性能は異なり、毒沼・溶岩・バリアーのダメージ無効化は受け継がれるが歩く毎にHP回復の能力は無くなった。
- ^ 雑誌「ファミリーコンピュータMagazine」に掲載されたロト一族の家系図(中村光一が子どもたちの質問に答える記事)によると、3人は「はとこ」の関係となる[12][要ページ番号]。
- ^ ムーンペタにかつてローレシア城に仕えていた女性がおり、ローレシア王子が死んでいる状態で(画面上でサマルトリア王子かムーンブルク王女がパーティーの先頭にいるとき)話しかけるとその旨の発言をする。
- ^ 名前は自由に付けられる。ラジオドラマ版では「オール」、小説版およびCDシアター版では「アレン」、漫画版および公式ガイドブック、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のEDでは「ロラン(ろらん)」となっている。
- ^ 歴代シリーズでは唯一主人公が呪文を使えない
- ^ 名前は自由に付けられる。ラジオドラマ版では「ナイト」、小説版およびCDシアター版では「コナン」、漫画版では「サトリ」、公式ガイドブックでは「カイン」、『いただきストリート』シリーズおよび『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』では「クッキー」、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のEDでは「パウロ」となっている。
- ^ エニックスのゲームブックのみ、性格や設定が大きく異なる(ゲームブック版を参照)。
- ^ 名前は自由に付けられる。ラジオドラマ版では「ニポン」、小説版では「セリア」、漫画版では「ルーナ」、CDシアター版および公式ガイドブックでは「ナナ」や「マリア」、『いただきストリート』シリーズおよび『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』では「プリン」、『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて』のEDでは「ナナ」となっている。
- ^ 小説版では「マリナ」、ゲームブックや『ドラゴンクエスト 知られざる伝説 ロト2』では「ティア」という名前が付けられている。
- ^ 小説版およびCDシアター版では「ハレノフ」という名前が付けられている。
- ^ 『ドラゴンクエスト 知られざる伝説 ロト2』にそうなったきっかけが書かれている。
- ^ 小説版、CDシアター版ではなぜ竜王の城にいるのかが本人の口から語られているが、名乗りは前者は「竜王の子孫」、後者は「竜王の血族」となっている。
- ^ 『ドラゴンクエスト 知られざる伝説 ロト2』では、外見は30代くらいだが、口髭を生やした文官風の男性として描かれている。
- ^ ただし、久美沙織の小説版では「炎の精霊」、『アイテム物語』などでは「精霊神」と呼ばれている。
- ^ 設計上の制約によりHPを256以上に設定できない。符号無し8ビット整数の上限は255(=0xFF)。
- ^ たとえば終盤の雑魚キャラクターであるアークデーモンの場合HPは約210である。
- ^ ゲーム専門ニュースサイト「インサイド」の蚩尤は容量不足でHPが低くせざるを得なかった一方、激闘を演出すべくシドーを含むベホマ持ちをハーゴン城で大勢配置ししたのはスタッフの苦肉の策だろうと推測している[14]
- ^ 蚩尤は何等かの条件を満たした場合のみシドーがベホマを使うと推測しつつも、勝てないプレイヤーが多かったため、のちのバージョンでベホマの使用率が下方修正されたと述べている[14]。
- ^ ローマ字表記で本作のエンディングクレジットに表示されており、当時リバーヒルソフトのゲームシナリオライターであった鈴木理香と同じ発音だが鈴木のプロフィールとしてドラゴンクエストに関する情報源は明らかでなく、別人の可能性がある
- ^ ゲーム中では「ハイレグのみずぎ」と呼ばれる箇所もある。装備して戦闘に参加すると、敵が水着に見とれて攻撃してこないことがある。
- ^ a b ドラゴンクエストI、II、IIIの3作品を取り扱っている。奥付にも、その3作品の表記がある。
- ^ 全9話の短編集。奥付には『ドラゴンクエストI』、『ドラゴンクエストII』の2作品の表記があるが、全9話の内8話が『ドラゴンクエストII』の話で、『ドラゴンクエストI』の話は1話のみである。
出典
- ^ a b c d 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、114 - 115頁。
- ^ “あの興奮の日々から36年。「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」の思い出を実機の画像とともに振り返る”. GAME Watch. インプレス (2023年1月26日). 2023年11月13日閲覧。
- ^ a b 『ファミコン通信 No.179』アスキー、1992年5月22日、78,82,頁。
- ^ ドラゴンクエストの「I」「II」「III」がPS4とニンテンドー3DS向けに配信決定4Gamer.net 2017年8月6日
- ^ “『ドラゴンクエストII』本日発売35周年 『ドラクエ』屈指の凶悪難易度がシリーズに与えた影響”. Real Sound|リアルサウンド テック (2022年1月26日). 2022年11月4日閲覧。
- ^ “Entertainment Meister - Vol.2 堀井 雄二 インタビュー”. 文化庁メディア芸術プラザ. 2010年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年3月6日閲覧。
- ^ 『週刊少年ジャンプ』の記事「ファミコン神拳」のライター(ゆう帝〈堀井雄二〉、ミヤ王〈宮岡寛〉、キム皇〈きむらはじめ〉)および堀井雄二、鳥山明の羅列
- ^ 『業界技術狩人 ギョーテック』2009年8月22日放送より。
- ^ 「No.1 特別付録 超ウルトラ技 大技スペシャル・セレクション」『ファミリーコンピュータMagazine』第4巻第1号、徳間書店、1988年1月1日、8頁。
- ^ 「No.1 特別付録 超ウルトラ技 大技スペシャル・セレクション」『ファミリーコンピュータMagazine』第4巻第1号、徳間書店、1988年1月1日、9頁。
- ^ 「No.1 特別付録 超ウルトラ技 大技スペシャル・セレクション」『ファミリーコンピュータMagazine』第4巻第1号、徳間書店、1988年1月1日、38頁。
- ^ “ドラゴンクエストII 悪霊の神々 Q&A 第3回”. ファミリーコンピュータMagazine (7). (1987-04-17).
- ^ 三条陸(インタビュー)「伝説の漫画がアニメとして甦る!!『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』 の生みの親・三条陸先生を直撃! その頭脳と人柄に迫った」『VVmagazine vol.75』、ヴィレッジヴァンガードコーポレーション、2020年12月17日 。2020年12月19日閲覧。
- ^ a b c d 蚩尤 (2022年9月11日). “実はスタッフの苦肉の策!?『ドラクエII』シドーのベホマに思いを馳せてみる”. インサイド. イード. 2022年11月4日閲覧。
- ^ アスフェルド学園 ~第11話 第12話~ (2017/10/11 更新)|目覚めし冒険者の広場
- ^ 長編ストーリー「破界篇」4話~6話 (2020/12/4 更新)|目覚めし冒険者の広場
- ^ 『世界樹と不思議のダンジョン』先着購入特典 p42。
- ^ a b c 「カタカナは20文字だけ」「没アイテムで宝箱がカラッポに」ファミコンハードの限界に挑んだ制作者たち - ねとらぼ・2018年1月7日
- ^ キム皇 著『ファミコン神拳奥義大全書 特別編 キム皇のファミコン神拳110番』集英社、1987年4月25日、19頁。ISBN 4-8342-1055-3。
- ^ a b 川俣晶Twitter 2019年8月15日
- ^ “2004年3月25日(木) 発売の“PlayStation2専用ソフト「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」出荷本数150万本突破” (PDF). スクウェア・エニックス (2004年4月8日). 2023年11月14日閲覧。
- ^ “2000年テレビゲームソフト売り上げTOP300 ファミ通調べ”. GEIMIN.NET (2000年12月31日). 2016年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月14日閲覧。
- ^ “2011年のゲーム売り上げランキング&ハードウェアの販売数推移,さらにタイトル別の傾向が分かるマトリックス表(4Gamer調べ)をまとめて大公開!”. 4Gamer.net (2012年1月16日). 2012年1月16日閲覧。
- ^ “スマホ向け「ドラゴンクエストII」が6月26日に配信開始” (日本語). ITmedia Moblie. アイティメディア (2014年6月19日). 2019年7月21日閲覧。
- ^ “ドラクエシリーズ2作目がスマホで復活!『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』配信開始”. iNSIDE. イード (2014年6月26日). 2019年7月21日閲覧。
- ^ “Dragon Warrior II for NES (1987)” (英語). Moby Games. Blue Flame Labs. 2017年4月22日閲覧。
- ^ a b “ドラゴンクエストII 悪霊の神々 まとめ [ファミコン]” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA CORPORATION. 2015年4月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、379頁。
- ^ 「6月16日増刊号特別付録 クロスレビュー優良ソフトパーフェクトカタログ 上巻」『ファミ通』、エンターブレイン、2005年6月16日、7頁。
- ^ 『週刊ファミ通』2009年3月27日号増刊『オトナファミ 2009 April』p.53
- ^ 『ゲームセンターCX 第1シーズン#8』
- ^ 『著作権判例百選 第二版』斎藤博 他編、有斐閣刊
- ^ “ファミリーコンピュータ版 『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
- ^ “スマートフォン版 『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
- ^ “『ドラゴンクエスト』『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
- ^ “スーパーファミコン版 『ドラゴンクエストI・II』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
- ^ “ゲームボーイ版 『ドラゴンクエストI・II』動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
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