ウィキペディア |
ドラえもん のび太の人魚大海戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/03/21 01:37 UTC 版)
(のび太の人魚大海戦 から転送)
| ドラえもん のび太の人魚大海戦 |
|
|---|---|
| 監督 | 楠葉宏三 |
| 脚本 | 真保裕一 |
| 製作 | 藤子プロ、小学館、テレビ朝日、シンエイ動画、ADK、ShoPro |
| 出演者 | レギュラー 水田わさび 大原めぐみ かかずゆみ 木村昴 関智一 ゲスト 真矢みき ケンドーコバヤシ 温水洋一 さかなクン |
| 音楽 | 沢田完 |
| 主題歌 | 帰る場所/青山テルマ |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 | |
| 上映時間 | 99分 |
| 製作国 | |
| 言語 | 日本語 |
| 興行収入 | 31.6億円[1][2] |
| 前作 | ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史 |
| 次作 | ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜 |
| allcinema | |
| キネマ旬報 | |
『ドラえもん のび太の人魚大海戦』(ドラえもん のびたのにんぎょだいかいせん)は2010年3月6日に公開されたアニメ映画。上映時間99分。
目次 |
概要
第2期シリーズ第5作で、映画化30周年と映画シリーズ通算30作目、漫画連載開始40周年、テレビアニメ30周年と記念ずくしの作品となっている。
原案はてんとう虫コミックス『ドラえもん』41巻収録作品「深夜の町は海の底」。オリジナル脚本作品であり、前作に続き真保裕一が脚本を担当した。また、テレビアニメ版及び劇場版の総監督である楠葉宏三が監督を務めた。
漫画化作品『映画ストーリー ドラえもん のび太の人魚大海戦』を岡田康則が執筆した。『月刊コロコロコミック』2010年2月号に前編、3月号に後編が掲載され、単行本に完結編が描き下ろされた。内容は真保が執筆した最初のシナリオと近く、映画版で描ききれなかった部分を補完している。
登場するメカは、海の生物をモチーフにデザインされている。
あらすじ
パラオの海でスクーバダイビングを楽しんだというスネ夫の自慢話をうらやみ、自分もダイビングがしたいと言い出すのび太。見かねたドラえもんはあるひみつ道具を出す。それは架空水面シミュレーター・ポンプという道具で、陸上に架空の海を作りだすことができるのだという。
早速のび太たちは、タケコプターでいつもの空き地に向かい、トトスキーや架空海水まきぞえガスを使っていろいろな魚を集める。架空水体感メガネをかけて、架空水面シミュレーター・ポンプで作り出した架空の海で遊び始めるが、そこに人魚族の姫・ソフィアが迷い込んでしまった。
人魚族は元々「アクア星人」という異星人であり、約5千年前に怪魚族により汚染されたアクア星から移住し、地球の海底に町を造り暮らし始めたのだという。その人魚族が守る宝「人魚の剣」を怪魚族が狙っているらしい。もし「人魚の剣」を怪魚族が手に入れてしまったら、宇宙全体が彼らに支配されてしまう。事情を知ったドラえもんたちは人魚族と協力し、怪魚族から宝と宇宙を守るため戦う事を決意する。
ゲストキャラクター
両種族共に元々はアクア星の民。かつては共存していたが何らが元で怪魚族が惑星支配に乗り出し現在に至る。
人魚族
五千年ほど前にアクア性で共存していた同種族の怪魚族の地球の海底に移り住んだアクア星人達。地球人と同じ外見のヒューマノイド型と半魚人型の2種類が確認できる。
水陸両用の生態器官を持つが、陸上で長時間水につからないでいると乾燥し、体調を崩す。アクア星人は人類同様二足歩行だが、地球下の水圧では効率よく動く為、服の一部を足に巻きつけている。彼らが下半身を魚のように変化させて泳ぐ姿から世界各地の人魚伝説が生まれたという。地上生物をよく知らないため、ソフィアを含めドラえもんをフグと間違えたりしていた。
- ソフィア
- 人魚族のお姫様。お忍びで海に出ていた所、巻添えガスを浴びたせいでひみつ道具・お座敷釣り堀を通ってしまい、偽の水に迷い込んだ。アクア語で話すソフィアは、当初ドラえもんたちとの意思疎通ができず、ひみつ道具のほんやくコンニャクをドラえもんとのび太が食べることで解消している。
- ハリ坊
- フグに近い容姿の少年で、近衛兵隊長にして姫一番の家臣。幼い頃に父(ハリ坊の父親もオンディーヌの一番の部下だったという)を亡くし、母も病気で亡くしている。その境遇を哀れんだオンディーヌがハリ坊を育てたことで、オンディーヌとその孫娘であるソフィアに強い忠誠心を抱いている。[3]
- 最初は海を汚すという理由からのび太ら地球人を良く思っていなかったが、次第に打ち解けていく。口が悪く(ソフィア曰く「天才的に」)漫画版では、怒ると訳の分からない罵詈雑言を吐く。その性格のためモテないらしい。
- TVシリーズにも、宣伝係としておまけのコーナーに登場している。
- メジーナ博士
- 失われた古代アクア語を研究し、伝説の剣の秘密を解き明かそうとしている学者。容姿はひげをたくわえ、背が高い。モチーフはメジナとされるが、本来のメジナとはかけ離れている。[4]。漫画版には登場しない。
- サッカーナ
- メジーナ博士の助手で後継者と期待されている。いつも研究室にこもりっきりなのだという[4]。漫画版には登場しない。
- オンディーヌ
- 人魚族の女王で、ソフィアの祖母。唯一の後継者であるソフィアには厳しく指導しているが、ソフィアへの深い愛情も持ち合わせている[4]。漫画版とは容姿がかなり異なる。
怪魚族
人魚族と共存していたもう一派のアクア星人。人魚族を根絶やしにし全宇宙を支配すべく、彼らを追って地球にやってきた。ソフィアの説明では怪魚族の一部が邪悪となり人魚族を迫害したと言う。5000年前、追放時に人魚族が持ち出した『ある物』を狙い探し続けている。戦艦が提灯アンコウであるなど、暗所を好む。その他の生態系は人魚族と同様。
- ブイキン
- ブリをモチーフとした怪魚族の王で、本作の黒幕。人魚の剣を奪うため人魚族を追っており、ついに地球に目をつける。目的のためには手段を選ばず[4]、側近や味方も見捨てて行動する。
- トラギス
- トラギスをモチーフとした怪魚族の指揮官。基本的には強いのだが、簡単なトリックにも引っかかる間抜けな面も持ち合わせている[4]。漫画版には登場しない。
- 巨大ウツボ
- のび太を襲った謎の怪魚。怪魚族がウツボを捕まえ、巨大化させた状態で操っていた。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||
- ^ 2010年上半期映画興行収入ランキング(2010年7月16日時点推計概算、興行通信社調べ
- ^ 一般社団法人 日本映画製作者連盟 (2011年1月27日). “2010年度(平成22年)興収10億円以上番組 (平成23年1月発表)[邦画]”. 2011年1月28日閲覧。
- ^ 映画チャンドラジオより
- ^ a b c d e 『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』公式サイトより引用
- ^ 真矢みき映画『ドラえもん』とともにデビュー30周年「ドラえもんは老けなくていいですね」(ORICON STYLE)
- ^ さかなクンは、同時に映画宣伝係にも抜擢されている。
- ^ デイリースポーツオンライン「テルマ「ドラえもん」映画主題歌」 2009.12.09
- ^ スポーツ報知「武田鉄矢14年ぶりドラえもん歌う」 2010.02.08
- ^ 〈ドラえ本30周年記念スペシャル〉より
- ^ 新作映画の”エピソード・ゼロ・ストーリー”といえるストーリーや、映画本編のワンシーンも「ドラえもん」SPテレビドガッチ 2010年3月5日
- ^ 【映画動員】30周年ドラえもん1位『アバター』は3位後退も興収130億円突破ORICON STYLE 2010年3月8日
- ^ オスカー受賞の『ハート・ロッカー』もベストテン入り!30周年を迎えたドラえもんが初登場首位!-3月8日版【映画週末興行成績】シネマトゥディ 2010年3月9日
- ^ 映画30周年を迎えた『ドラえもん』がV2!オスカー効果で『ハート・ロッカー』がランクアップ【映画週末興行成績】MSNエンタメ 2010年3月17日
- ^ 興行成績速報! 2大アニメが1位、2位を独占! 新作は6~8位に顔をみせる映画ジャッジ 2010年3月23日
- ^ 『ドラえもん』『プリキュア』が1位、2位独占!大人も熱狂しているのが強さの秘密!?【映画週末興行成績】MSNエンタメ 2010年3月30日
- ^ ドラえもんが5週連続で1位を独走中!!宮崎あおいの歌声が話題を集める『ソラニン』が初登場!!【映画週末興行成績】MSNエンタメ 2010年4月6日
- ^ 「ドラえもん」映画に9000万人!30周年30作目で突破!!スポーツ報知 2010年3月23日
- ^ 1984年公開の『ドラえもん のび太の魔界大冒険』を除く
- ^ ドラえもんにのび太!大空を舞う(スポーツ報知)
- ^ ドラえもんが「週刊朝日」の表紙に!アニメのキャラクターとしては史上初!シネマトゥディ 2010年3月24日
- ^ 『映画ドラえ本30周年記念スペシャル!!!』より。
ドラえもん のび太の人魚大海戦に関連した本
ドラえもん のび太の人魚大海戦に関係した商品