ドニチエコきっぷ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/29 17:36 UTC 版)
ドニチエコきっぷは、名古屋市交通局が販売する乗車券。同局の路線を土曜日・休日(日曜・祝日)と、名古屋市が制定した毎月8日の「環境保全の日」[注釈 2]、年末年始並びにお盆期間の休日ダイヤ運行日に利用できる磁気式の一日乗車券である[WEB 1]。通常のバス・地下鉄一日乗車券と同様に、名古屋市営地下鉄及び名古屋市営バスの全線が乗り降り自由である[WEB 1]。
注釈
- ^ a b c 2017年9月までは、自動券売機で購入した場合でも、事前購入可能な樹脂製磁気カードが発券された。
- ^ a b 名古屋市環境基本条例で、毎月8日を「環境保全の日」と制定(08を名古屋市の市章である「○八(まるはち)」とも読めるため)。環境基本法で制定されている「環境の日」(6月5日、日本の提案を受けて国連でも「世界環境デー」として制定されている)や、環境月間(6月)にあわせ6月の第1土曜日に開催される 「環境デーなごや」とは異なる。
- ^ a b “ICカード乗車券取扱規程” (pdf). 名古屋市交通局 (2020年3月18日). 2021年3月6日閲覧。 - 2021年3月1日改正において、第28条第5項にICSFカード乗車券を24時間乗車券又は共通一日乗車券に引き換えることができる旨が追加された。
- ^ a b c 樹脂製磁気カード裏面の「ご案内」に記載。
- ^ 券売機で発券される紙製磁気券表面には「払い戻しは有効期間内未使用に限ります(手数料が必要です)。」と、樹脂製磁気カードとは異なる払い戻し条件が印字される。
- ^ ただし、2019年の消費税増税前は2000円(1枚あたり500円)だった。
- ^ 2020年のゴールデンウィーク以降は新型コロナウイルス感染症の影響で発売が見送られている。
出典
- ^ a b c d e f g h “一日乗車券・ドニチエコきっぷ”. 名古屋市交通局. 2018年12月1日閲覧。
- ^ a b c 自動券売機で発売する一日乗車券が変わります - 名古屋市交通局
- ^ a b “お得な一日乗車券・地下鉄全線24時間券”. 名古屋市交通局 (2021年3月1日). 2021年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月6日閲覧。
- ^ a b “交通局サービスセンターで一日乗車券等の購入にキャッシュレス決済を導入しました|名古屋市交通局”. www.kotsu.city.nagoya.jp. 2022年5月6日閲覧。
- ^ 年末年始の市バス・地下鉄の運行および業務のご案内 - 名古屋市交通局
- ^ a b 地下鉄駅自動券売機で購入された一日乗車券のバスでのご利用方法について - 名古屋市交通局
- ^ “市バス路線の再編成及びダイヤ改正について|名古屋市交通局”. www.kotsu.city.nagoya.jp. 2022年5月6日閲覧。
- ^ “名古屋市交,「年末年始特割ドニチエコきっぷ」を発売|鉄道ニュース|2019年12月3日掲載|鉄道ファン・railf.jp”. 鉄道ファン・railf.jp. 2020年5月5日閲覧。
- ^ 1日乗車券を紙製に「年3000万円経費減」 1枚当たりのコストは、樹脂製磁気カードが15円前後、紙製磁気券が2円前後。いずれも使い捨て。 - 中日新聞(2016年9月17日)
- 1 ドニチエコきっぷとは
- 2 ドニチエコきっぷの概要
- 3 発売箇所
- 4 歴史
- 5 脚注
- ドニチエコきっぷのページへのリンク