Toll様受容体
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Toll様受容体(トルようじゅようたい、Toll-like receptor:TLRと略す)は動物の細胞表面にある受容体タンパク質で、種々の病原体を感知して自然免疫(獲得免疫と異なり、一般の病原体を排除する非特異的な免疫作用)を作動させる機能がある。脊椎動物では、獲得免疫が働くためにもToll様受容体などを介した自然免疫の作動が必要である。
- 1 Toll様受容体とは
- 2 Toll様受容体の概要
- 3 昆虫のTLR
トル様受容体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 06:14 UTC 版)
トル様受容体(TLR)は主に、核酸(RNAなど)やタンパク質に構造の近い分子を認識する。 しかし例外的に、TLR2とTLR4は糖タンパク質を認識することから、結果的にTLR2とTLR4は病原体の炭水化物を認識することになる。 TLR4はリポ多糖を認識する。 TLR2はペプチドグリカンを認識する。
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