トム・コリンズ
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19世紀半ば、ロンドンのハノーバー街、コンデュイット通りにあった”リマーズ・コーナー”という店のボーイ長、ジョン・コリンズが創作したカクテル。はじめは自分の名前をとって「ジョン・コリンズ」としていたが、ベースをジュネバ・ジンからオールド・トム・ジンにかえ、「トム・コリンズ」と命名した。アメリカで生まれた「ジン・フィズ」は、材料も作り方もほぼ同じ、分量だけが違う兄弟のようなカクテルである。 「ビーフィータージン」は、1820年以来、変わらぬレシピを守り続けているビーフィーター。英国王室の近衛兵、ビーフィーターをシンボルにもつこのロンドン・ドライ・ジンの代表は、いまなおロンドンで蒸溜されている唯一のプレミアムジンでもある。すべてのバー、必需の一本といえるであろう。 デコレーションのレッドチェリーは、一般的に甘口カクテルのデコレーションとして使われる。チェリーの半径分の長さに切り込みを入れ、グラスのふちに刺す。また、このカクテルのように、他のフルーツと一緒にカクテルピンにチェリーとフルーツをさしてグラスにかざってもよい。レッドチェリー以外のデコレーションでは、オリーブ(主として辛口のカクテルに)やライム、パイナップル等が使われることが多い。 ベースをスコッチウィスキーにすると「サンディ・コリンズ」、アイリッシュウィスキーにすると「マイク・コリンズ」に、バーボンでは「カーネル・コリンズ」、ラムでは「ペドロ・コリンズ」、ブランデーでは「ピエール・コリンズ」となる。 |
トム・コリンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/25 03:56 UTC 版)
トム・コリンズ (Tom Collins) は、ジンベースのカクテルの一種で、冷たいタイプのロングドリンクである。
- ^ 稲 保幸 著 『色でひけるカクテル』p.164 大泉書店 2003年12月18日発行 ISBN 4-278-03752-X
- ^ YYT project 編 『おうちでカクテル』p.138 池田書店 2007年2月20日発行 ISBN 978-4-262-12918-1
- ^ a b “トム・コリンズ”. サントリー. 2019年3月8日閲覧。
- ^ a b 朱鷺田祐介「トム・コリンズ」 『酒の伝説』新紀元社、2012年。ISBN 978-4775306970。
- ^ a b c 斎藤都斗武、佐藤淳 『カクテルの図鑑』マイナビ出版、2013年、43頁。ISBN 9784839946234。
- ^ 中村健二 『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、127頁。ISBN 9784072743935。
- ^ a b c d Andrew Smith (2013). The Oxford Encyclopedia of Food and Drink in America. 第1巻. OUP USA. p. 449. ISBN 9780199734962
- ^ 中村健二 『世界一のカクテル』主婦の友社、2010年、46頁。ISBN 9784072743935。
- ^ a b c d e f g h Simon Difford (2008). Cocktails: Over 2250 Cocktails. diffordsguide. p. 104. ISBN 9780955627606
- ^ a b c d チャールズ・シューマン 著、福西英三訳、松本みどり 訳 『シューマンズ バー ブック』(新装版)河出書房新社、2018年、200頁。ISBN 978-4309279213。
- 1 トム・コリンズとは
- 2 トム・コリンズの概要
- 3 外部リンク
トム・コリンズ
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「トムコリンズ」の例文・使い方・用例・文例
- トムコリンズというカクテル
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