トミーカイラ・ZZ
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ZZ(ズィーズィー)は、京都府の自動車メーカーであるトミタ夢工場およびGLMがトミーカイラブランドで販売していたスポーツカーである。
- ^ a b 京都 EV ベンチャーGLM、 ベンチャー初 EV スポーツカーで日本国内認証を取得 グリーンロードモータース 2012-10-22
- ^ その際トミーカイラ創業者でグリーンロードモータース取締役の富田義一と、EV仕様のデザイン担当でかつてZZIIやガライヤのデザインも手がけた西田典幸も参加していた。
- ^ “樹脂フロントウィンドウで3割以上の軽量化、採用モデルは2017年秋から市販”. MONOist. (2017年7月5日) 2017年7月5日閲覧。
- ^ Design Apple:Products:RS-01
- ^ トミーカイラZZⅡ-EVプレスリリース(pdf)
- ^ “車お宝話(408) 「ZZⅡ」が初めての海外旅行に!”. 富田義一ブログ (2014年5月1日). 2014年5月9日閲覧。
- ^ “車お宝話(478)北野天満宮でスーパーカーショー(2)”. 富田義一ブログ (2017年5月15日). 2017年6月11日閲覧。
- ^ “あの「トミーカイラZZ II」を展示 トミーカイラのサロンがオープン”. web CG (2022年9月16日). 2022年9月17日閲覧。
- 1 トミーカイラ・ZZとは
- 2 トミーカイラ・ZZの概要
- 3 名前の由来
トミーカイラZZ(Tommykaira ZZ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 20:54 UTC 版)
「GLM (企業)」の記事における「トミーカイラZZ(Tommykaira ZZ)」の解説
GLM初の車両がスポーツカータイプの電気自動車「トミーカイラZZ(ジージー)」である。国産のEVとしても初となるスポーツカーの量産モデル。自衛隊の水陸両用車なども手掛ける京都府舞鶴市の小阪金属工業の専用ファクトリーで2015年10月から本格的な量産を開始している。販売価格は税抜800万円で、99台限定で販売中。 シャシーに高剛性アルミニウムを、外装フレームに繊維強化プラスチック(FRP)を採用し、普通乗用車規格のEVでありながら車重は1tを切る軽量化に成功。「公道を走るレーシングカー」をコンセプトに、パワステやブレーキブースター、トラクションコントロールシステムに至るまでを排除、自らが主体的に操縦する楽しさを重視して設計されている。最大出力225kW (305PS)の高出力モーターを装備し、0ー100km/hまでの加速は3.9秒を達成している。2人乗りのオープンカータイプで、最高速度は180km/h。1回の充電による航続距離は120km。オプションでソフトトップが装備可能。 京都のトミタ夢工場が生産していた「トミーカイラZZ」(1997年~2001年にかけ世界で206台を販売)のコンセプトや車名、ロゴマークを継承している。海外の高級スポーツカーと同じハンドメードによる生産を行っており、外装カラーなどオーナーの希望に合わせて納車することも可能。モーターやバッテリーなど内部構造はもちろん、外観や車体、部品やパーツに至るまで全てをGLMが単独、もしくはパートナー企業と共同で新しく開発している。 開発にはトヨタ自動車でレクサスの車体設計を指揮した技術本部長の藤墳裕次や、ガソリン車のZZの開発を行っていた元トミタ夢工場のエンジニアらが携わっている。2011年10月の新車開発スタートから専用ファクトリーでの本格量産まで4年を要して完成した。 2015年にはイギリスの世界的なモータースポーツイベント「Goodwood Festival of Speed」に出展を果たした。
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