トクシシティ

実用日本語表現辞典

toxicity

別表記：トクシシティ

「toxicity」の意味・「toxicity」とは

「toxicity」とは、物質が生物に対して有害である度合い、つまり毒性のことを指す。これは化学物質、生物学的物質、放射線など、あらゆる種類の有害な物質に対して使用される。例えば、ある薬物の「toxicity」は、その薬物が体に悪影響を及ぼす可能性を示す。

「toxicity」の発音・読み方

「toxicity」の発音は、IPA表記では/tɒkˈsɪsɪti/となる。カタカナ表記では「トクシシティ」と読む。日本人が発音する際のカタカナ英語の読み方は「トクシシティ」である。

「toxicity」の定義を英語で解説

The degree to which a substance can damage an organism is known as 'toxicity'. It can be related to chemical substances, biological substances, or radiation. For instance, the 'toxicity' of a drug indicates the potential harm it can cause to the body.

「toxicity」の類語

「toxicity」の類語としては、「poisonousness」、「venomousness」、「virulence」などがある。これらの語はすべて、物質が生物に対して有害である度合いを表す。

「toxicity」に関連する用語・表現

「toxicity」に関連する用語としては、「toxic」、「toxin」、「detoxify」などがある。「toxic」は有害な、毒性のあるという意味で、「toxin」は毒素、毒物を意味する。「detoxify」は毒素を取り除く、解毒するという意味である。

「toxicity」の例文

1. The toxicity of the drug was tested on lab rats.（その薬の毒性は実験用のラットで試験された。）
2. The plant's toxicity can cause severe skin irritation.（その植物の毒性は重度の皮膚刺激を引き起こす可能性がある。）
3. The toxicity of the chemical waste is a major concern.（化学廃棄物の毒性は大きな懸念事項である。）
4. The toxicity level of the substance is extremely high.（その物質の毒性レベルは非常に高い。）
5. The company is researching ways to reduce the toxicity of its products.（その会社は製品の毒性を減らす方法を研究している。）
6. The toxicity of the venom varies between different species of snakes.（毒の毒性は蛇の種類によって異なる。）
7. The toxicity of the gas can cause serious health problems.（そのガスの毒性は深刻な健康問題を引き起こす可能性がある。）
8. The toxicity of the pesticide is harmful to bees.（その農薬の毒性は蜂にとって有害である。）
9. The toxicity of the substance is measured in parts per million.（その物質の毒性は百万分の一で測定される。）
10. The toxicity of the alcohol can damage the liver.（アルコールの毒性は肝臓にダメージを与える可能性がある。）

（2023年8月24日更新）

ウィキペディア

毒性 (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/03/19 23:23 UTC 版)

『毒性』
システム・オブ・ア・ダウン の スタジオ・アルバム
リリース	2001年9月4日
録音	2001年2月-2001年3月
ジャンル	オルタナティブ・メタル ニュー・メタル
時間	44分01秒
レーベル	アメリカン・レコーディングス
プロデュース	リック・ルービン ダロン・マラキアン サージ・タンキアン
専門評論家によるレビュー
Allmusic link
システム・オブ・ア・ダウン アルバム 年表
システム・オブ・ア・ダウン （1998） 毒性 （2001） スティール・ディス・アルバム! （2002）
ミュージックビデオ
「Chop Suey!」 - YouTube 「Toxicity」 - YouTube 「Aerials」 - YouTube
テンプレートを表示

『毒性』（どくせい、Toxicity）は、システム・オブ・ア・ダウンの2枚目のアルバム。2001年9月4日にアメリカン・レコーディングスとコロムビア・レコードからリリースされた。

概要

• ビルボード200で初登場1位。これまでに全米で300万枚、全世界で計1,200万枚の売上げ。シングルカットされた3曲は全てビルボード・ホット100にランクインするなど、商業的大成功を収めた。
• アルバムタイトルの由来について。メンバーは生まれ育ったロサンゼルスを"Toxic City"と呼んでおり、この街の表立たない負の側面を知って欲しいとしている。
• プロデューサーはリック・ルービン。前作のハードなメタル要素は踏襲しつつ、コーラスを増やしポップソング化を意識。ビートルズを参考にしたとダロン・マラキアンが明かしている^[1]。オルタナティブ・メタル、スラッシュ・メタル、アート・メタル、ハード・ロック、プログレッシブ・メタル、ヘヴィ・メタルとあらゆるメタル要素のほか、メンバーのルーツであるアルメニア音楽にフォーク、ジャズ、中東音楽、ギリシャ音楽など、複数ジャンルの音楽要素を巧みに取り入れたのが特徴。
• 収録の14曲はレコーディングされた30曲以上の中から絞られている。未収録曲は次作の収録に回した。
• 多くの音楽誌やロック専門誌がこぞって今作を賞賛。2001年のアルバム・オブ・ザ・イヤーやベスト・メタル・アルバムのひとつに選定される。メタリカのカーク・ハメット、ラーズ・ウルリッヒが2000年代のベストアルバムに選ぶなど業界からも支持が多く、バンドの評価を一気に高めた作品でもある^[2]。

収録曲

1. Prison Song (3:21)

   　ドラッグ所持で収容された200万のアメリカ人を題材に、麻薬取引を利用して資金調達するCIAを批判した曲。

2. Needles (3:12)
3. Deer Dance (2:55)

   　2000年の民主党全国大会をめぐる抗議活動について書かれた曲。

4. Jet Pilot (2:05)
5. X (1:57)
6. Chop Suey! (3:30) - 1stシングル

   　最初は「Self-righteous Suicide」（独りよがりな自殺）という曲名だったが、レコード会社に訂正される。結果、中華料理のチャプスイに。ミュージックビデオ内で食べるシーンがある。

   　ダロンは曲の解釈について「死っていうのは捉え方次第で向き合い方が変わるもの。もし俺が薬物の過剰摂取で中毒死してしまうっていう状況を、皆は麻薬を乱用したんだから自業自得だって言う。

   　それ故に天使は死ぬに値する(Angels deserve to die)って台詞を用いたんだ」とキリストをモチーフに例えている。

   　アルバムが発売した翌週にアメリカ同時多発テロ事件が発生。そんな状況下でビルボードにチャートインし続けるこの曲は非常に目立った。政治的内容に目を付けられ、大手ラジオ局の放送自粛候補に入れられた。

   　2001年のグラミー賞最優秀メタル・パフォーマンス賞に初ノミネート。

7. Bounce (1:54)

   　乱交問題について書かれた曲。

8. Forest (4:02)
9. ATWA (2:56)

   　カルト指導者チャールズ・マンソンにインスピレーションを受けて作られた曲。タイトルは彼の発言「Air、Trees、Water、Animals」(自然との調和を表す意味)の頭文字から。

10. Science (2:42)
11. Shimmy (1:50)
12. Toxicity (3:40) - 2ndシングル
13. Psycho (3:48)

    　グルーピーについて書かれた曲。

14. Aerials (6:11) - 3rdシングル

    　このアルバムの中で最も売れたシングルカット曲。2003年のグラミー賞最優秀ハードロック・パフォーマンス部門にノミネート。

    　曲の終わりに流れる隠しトラックは、アルメニア人歌手によるフォークソング「Arto」

脚注

1. ^ System of a Down’s ‘Toxicity’: 10 Things You Didn’t Know. (2016年9月). https://www.rollingstone.com/feature/system-of-a-downs-toxicity-10-things-you-didnt-know-251365/. 
2. ^ [1]

典拠管理	MusicBrainz リリース・グループ