デービーとは?

デービー 【Humphry Davy】 ○

1778~1829イギリス化学者ファラデーの師。亜酸化窒素笑気)の興奮作用麻酔作用発見。また電気分解によって種々の元素単離し,電気化学基礎を築いた。塩素元素であることを確証する過程水素酸性与えることを示し酸素中心の酸理論から脱皮する糸口与えた。

デービー (Davy, Sir Humphry)

デービーという人は

ハンフリー・デービー ハンフリー・デービー

鉱業中心地イングランド西部ペンザンスに5人兄弟長男として生まれる。 16歳のとき父を亡くし、町の外科医薬剤師のもとで働きはじめる。 ワット息子居候となり、彼の影響化学興味を持つようになる。 ラヴォアジェの「元素論」を独学学び弱冠20歳ガス生体に関する研究所所長となる。 水素ガス炭酸ガスなどの生理作用研究し、これが評価されて1801年王立研究所招聘され、1802年には化学部門の教授就任する。

研究機関というよりも科学普及機関という側面が強い王立研究所にあって、デービーは聴衆喜ばせる見事な発表技術発揮した。 その素晴らしさ交戦中の敵国フランスから賞金を送られるほどで、電気化学部門さまざまな業績をあげ、1820年ロンドン王立協会会長就任する。

デービーの主な経歴

1805年コプリ・メダル受賞当時王立研究所地主貴族実権を握っており、彼らの利益になる研究優先された。 デービーは製皮に用いるタンニンについて研究し、タンニン多く含有する植物突き止めた。 これにより、タンニン産業窮状打開され、地主利益と、貧困救済両面貢献し、ロンドン王立協会よりコプリ・メダルが授けられた。

1807年ボルタから電池発明について連絡を受けたデービーは、すぐさま協会かけあい2000個のボルタ電池用意した。 溶融したソーダカリボルタ電池から電流流しナトリウムカリウム単離成功している。 また、電池発明から7年このころには電池開閉に伴う強い火花発生が知られていた。 デービーはこの火花放電実験するために水銀を浸した木炭用意し、電極木炭の距離による放電発光実験成功させる。 デービーはこれをアークElectric Arc アーチ状の放電光)と呼びアークという言葉ここから使われ始める。 実用的アーク灯登場するのは1870年頃に実用的発電機登場てからになるが、これが元祖電気照明である。 アーク灯エジソンスワン白熱電球登場するまで照明花形となる。

1812年ナイト称号を授けられ、サー・デービーとなる。科学者でのナイト爵授与ニュートンに続く二人目であった。 同年王立研究所における最後の講演を行う。ファラデーが聴いた講演偶然に最終講演であった。

1813年戦時中敵国フランスファラデー秘書従者として旅行に出かける。 パリでフランス著名科学者たちに歓迎されるが、化学でのライバルだったゲーリュサック競争することになる。 海藻の灰から発見された深い紫色物質で、熱すると紫色蒸気変化する物質がなんであるかの調査であったが、 実はこれがヨウ素であり、この発見によりデービーはフランス科学アカデミー通信会員に選ばれた。 しかし、フランス研究割り込んだ形になったデービーの評判は、あまりよろしくなかった。

ハンフリー・デービー

カーライルニコルソンによる水の電気分解を他の化合物に展開したのがデービーであった。 電気化学開拓大きな貢献をした人物で、ロンドン王立協会会長にまで昇りつめたが、 デービーの後半生はあまりいい評判聞かない研究離れ富と権力執着する傾向強く見られるようになったようだ。


デービー

名前 DaveyDavieDavyDave

デービー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/23 01:22 UTC 版)

デービーデイビー 英語の姓または男性名。語源はデイヴィッド (David) の短縮形




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