デルフィニア戦記
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『デルフィニア戦記』(デルフィニアせんき)は、茅田砂胡による日本のライトノベル。イラストは沖麻実也が担当している。略称は「デル戦」[要出典]。1980年代後半から1990年代にかけ、『キャプテン翼』の二次創作「望園鏡」シリーズとして同人誌上で発表され、物語世界は商業版と同じだが一部の登場人物の名称は『キャプテン翼』の登場人物のものだった。登場人物名をオリジナルのものに変更し、Tairiku novels(大陸書房)から1992年に「王女グリンダ」シリーズとして『デルフィニアの姫将軍』と『グランディスの白騎士』が刊行された。大陸書房の倒産により未完のまま打ち切られ、1993年にC★NOVELSファンタジア(中央公論社)で「デルフィニア戦記」として再開し[3]、2021年まで刊行された。「デルフィニア戦記」は2003年から中央公論新社で挿絵のない文庫版が刊行されている。画集やイメージアルバムも製作された。2017年には舞台化作品が上演された。
- ^ 嵯峨景子・三村美衣・七木香枝『大人だって読みたい!少女小説ガイド』時事通信出版局、2020年11月30日初版発行、188頁。ISBN 978-4-7887-1704-6。
- ^ a b 榎本秋『ライトノベル最強!ブックガイド 少年系』NTT出版、2009年12月3日初版第1刷発行、131頁。ISBN 978-4-7571-4231-2。
- ^ a b 高橋準 『ファンタジーとジェンダー』PP228 - 231、青弓社、2004年
- ^ “累計335万部の人気ファンタジー「デルフィニア戦記」 昨年12月の舞台化に続き、早くも続編の上演決定!”. Frontier Works Inc. (2019年2月17日). 2020年11月12日閲覧。
- ^ “蕨野友也×佃井皆美×細貝圭らで「デルフィニア戦記」舞台化、公開製作発表も”. ステージナタリー. (2016年9月20日) 2016年9月20日閲覧。
- ^ “「デルフィニア戦記」松崎祐介・佃井皆美・林翔太の扮装姿収めたビジュアル公開”. ステージナタリー. (2018年11月19日) 2018年11月19日閲覧。
- ^ a b “STAFF & CAST|舞台「デルフィニア戦記~獅子王と妃将軍~」公式”. 舞台「デルフィニア戦記〜獅子王と妃将軍〜」公式サイト 2019年10月15日閲覧。
- 1 デルフィニア戦記とは
- 2 デルフィニア戦記の概要
- 3 組織
- 4 リィの世界にある神話
- 5 舞台
- 6 関連項目
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