デジタイズとは? わかりやすく解説

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デジタイズ【digitize】

読み方:でじたいず

[名](スル)デジタル化すること。デジタライズ。「ビデオテープを—する」

「デジタイズ」に似た言葉

デジタイズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 07:44 UTC 版)

デジタイズ: digitize)は連続的な値を離散的な値に変換すること。その手法全般を含めてデジタイゼーション: digitization)ともいう。離散値をデジタル値(: digital value)といい、コンピュータを用いた手法では2値のビット: bit)を使った量子化が主流となっている。発展した情報理論を応用して、既存のオブジェクト画像信号(通常アナログ信号)などの情報をデジタイズすることを電子化 [注 1]、またはデジタル化: digitalize)という。デジタイズの結果で得られた情報は、元の情報との対比として「デジタル表現」あるいは「デジタル形式」、画像であれば「デジタル画像」などと呼ぶ。


註釈

  1. ^ 「電算機」も電子計算機のことを指すように、「電子化」も説明のとおり”電子計算機による情報のビット量子化”のことであり、電子とはここでは直接は関係がない。量子的な挙動をとる電子を応用した電子工学で電子計算機が開発されていることのアナロジーである。このアナロジーは「英語: Electric」と「英語: Eletronic」の明確な違いからきているものだが、日本語での違いは一般にはそれほど意識されていない。詳細は「電子機器」を参照。

出典

  1. ^ デジタル大辞泉『ボーンデジタル』 - コトバンク
  2. ^ デジタル大辞泉『デジタルファースト』 - コトバンク
  3. ^ デジタル大辞泉『ペーパーレイター』 - コトバンク
  4. ^ (1)デジタル・トランスフォーメーションの定義”. 情報通信白書令和3年版. 総務省 (2021年7月30日). 2022年1月9日閲覧。

参考文献

  1. ^ New York Times; 2006年5月14日 ; Scan This Book!


「デジタイズ」の続きの解説一覧

デジタイズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 13:56 UTC 版)

デジタル信号処理」の記事における「デジタイズ」の解説

「デジタイズ」も参照 コンピュータ広く利用されるうになると共にデジタル信号処理必要性増してきた。アナログ信号コンピュータ上で利用するには、A/D変換によりデジタイズする必要がある変調方式として見た場合パルス符号変調と言う理論的には、デジタイズは、標本化離散化en:Discretization))と量子化という二つ工程分けられる標本化工程では連続信号離散信号変換する量子化工程ではその信号の値を有限集合から選択され近似値置き換えるアナログ信号正しくデジタイズするには標本化定理に従わなければならない。つまり標本化周波数信号バンド幅の2倍以上でなければならないまた、十分な量子化ビット数も必要である。 なお、「標本化」は英語「サンプリング」の訳だが、英語のサンプリングは、広義には量子化までを含むことがある一方標本化と言った場合、まず量子化のほうを含むことはなく、離散化とほぼ同じ意味である。 D/A変換デジタル信号アナログ信号に戻すのに使用されるデジタルコンピュータデジタル制御にとって必須の構成要素である。

※この「デジタイズ」の解説は、「デジタル信号処理」の解説の一部です。
「デジタイズ」を含む「デジタル信号処理」の記事については、「デジタル信号処理」の概要を参照ください。

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