デイトナUSA
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『デイトナUSA』(Daytona USA)は、セガよりリリースされたレースゲームのシリーズである。
注釈
- ^ これはナムコの『リッジレーサー』に衝撃を受けたセガの首脳陣が、「リッジレーサーを超えるものを作れ」という指示を出したことに対する一策であった。この歌入りBGMはナムコのサウンドチーム内で物議をかもすほどの衝撃であったという。CBCラジオ「電磁マシマシ」2013年4月27日放送
- ^ 初めは画面中央に逆走表示が出ているが、しばらくすると「逆走だぁ~!」の声と共に右下に移動し前が見やすくなる。その後「逆走してるって言ってるだろ!」と声が掛かり、再び今度は更に大きな声で「逆走してるって言ってるだろ!!」と聞こえた後、何も言ってこなくなる。
- ^ バリエーションが数種類あり、数珠繋ぎで上から落ちてきて中央で1バウンドし、同じ軌道上流れるように落ちていくものや、尺取虫の如く連なって去っていくもの、ペースカーが先導し末広がりに後をついていくものなどがあり、コインを入れないでスタートボタンを押すと動きが高速化する。
- ^ 巨大スロットはゲーム中・デモ中問わず回転し、1リールごとのストップができるようになっている。
- ^ サービスマニュアルパーツカタログ品番参考。
- ^ 間を挟む『インディ500』・『セガツーリングカーチャンピオンシップ』はワイドスクリーン筐体。
- ^ また、シェーディングを緻密化してしまうとフレームレート上での動きが稼げないため、こちらとのバランス重視としてテクスチャの変更なども用いている。
- ^ インターネット対戦対応を含めると、タイトー『トップスピード』も16台同時対戦を実現していたが、未発売に終わっている。
- ^ ボンネットのエアインテークの有無など。
- ^ 但し、人生ゲームや、元々旧タカラが国内で展開していたトランスフォーマーなどの一部商品は、これまで通り継続。
- ^ ただし、そのうちの1台は「ネットバトルで一勝する」という条件である為、サービスが終了した現在、正規方法では入手不可能。
- ^ 本項ではコース名の最後に「☆」マークを表記。
出典
- ^ a b c Ittousai. “セガのデイトナUSAが何故か復活、アーケード限定の DAYTONA 3 Championship USA 公開 - Engadget Japanese”. Engadget JP. 2016年11月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年5月24日閲覧。
- ^ a b c “DAYTONA USA | ソフトウェアカタログ | プレイステーション® オフィシャルサイト”. www.jp.playstation.com. 2020年5月24日閲覧。
- ^ 週刊ファミコン通信 no.331. 株式会社アスキー. (1995年4月21日). p. 89
- ^ 週刊ファミコン通信 no.331. 株式会社アスキー. (1995年4月21日). p. 94
- ^ “セガが、PC用の「デイトナUSA」を8月発売”. pc.watch.impress.co.jp. 2020年5月24日閲覧。
- ^ 『電撃王 通巻79号』メディアワークス、1998年8月1日、19頁。
- ^ お客様へ 販売終了に関するご案内、タカラトミー - 2019年7月28日閲覧。
- ^ エンタテインメントコンテンツ事業における組織再編に伴う連結子会社間の合併及び一部連結子会社の商号変更に関するお知らせ セガサミーホールディングス 2019年12月24日
- ^ <セガサミーホールディングス発表資料>エンタテインメントコンテンツ事業における組織再編に伴う連結子会社間(株式会社セガゲームス、株式会社セガ・インタラクティブ)の合併及び一部連結子会社(株式会社セガホールディングス)の商号変更に関するお知らせ セガゲームス 2019年12月24日
- ^ 当社グループにおける組織再編(会社分割及び吸収合併)に関するお知らせ セガサミーホールディングス 2021年1月29日
- ^ “セガサミーHD、構造改革の一環としてグループの組織再編…セガグループとサミーの管理業務を持株会社に移管、セガとセガグループが合併”. Social Game Info (2021年1月29日). 2021年1月30日閲覧。
- ^ a b c d e 『電撃王 通巻116号』メディアワークス、2000年12月1日、14,15,頁。
- ^ “デイトナUSA2001”. AMUSEMENT VISION. 2021年4月4日閲覧。
- ^ “デイトナUSAがアーケード用にHDリメイク!『Sega Racing Classic』の情報が公開”. Game Spark. (2009年10月16日) 2021年4月4日閲覧。
- ^ “セガのデイトナUSAが何故か復活、アーケード限定の DAYTONA 3 Championship USA 公開”. engadget 日本版. (2016年11月16日). オリジナルの2016年11月16日時点におけるアーカイブ。 2021年4月4日閲覧。
- ^ 株式会社インプレス (2011年10月18日). “セガ、PS3/XBLA「DAYTONA USA」を10月26日に配信 SS版にあったあのモードなど家庭用オリジナルモードも搭載”. GAME Watch. 2020年5月24日閲覧。
- ^ “Xbox 360ストアで一部タイトルが販売終了へ―買えなくなる『ジェットセットラジオ』『デイトナUSA』などに要注意”. Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト. 株式会社イード (2023年2月1日). 2023年2月1日閲覧。
- ^ Daytona Championship USA Officially Released To Arcades - Arcade Heroes、2017年6月16日配信、2020年12月7日閲覧
- ^ デイト~ナ~♪ セガの「デイトナUSA」、あの陽気な曲とともに海外で復活! - IT Media・ねとらぼ(アイティメディア株式会社)、2016年11月18日配信
- ^ @maimai_official 2018年7月10日 午後0:05(日本時間)のツイート、2020年12月7日閲覧
- 1 デイトナUSAとは
- 2 デイトナUSAの概要
- 3 脚注
デイトナUSA(アーケード)
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「デイトナUSA」の記事における「デイトナUSA(アーケード)」の解説
1994年4月稼動のシリーズ第1弾。プロデューサーはセガの名越稔洋。3DCGアーケード基板であるModel2の第1弾タイトルで、当時はまだ珍しかったテクスチャーマッピング付きのポリゴンを駆使。秒間60フレーム表示。筐体は『バーチャレーシング』から継承された反力ステアリングシステムが採用されている。 オープニングテーマ曲は、セガのサウンドクリエイター光吉猛修が「デーイートォーナーァァ」とデモ画面で熱唱するというものであった。敵車に追突してブレーキにできたりするといった豪快なゲーム性のほか、逆走を容認している点(逆走してもラップタイムが計測され、そのままゴールもできる)やVS筐体での通信対戦の乱入待ち時のデモ画面にも遊びが見られ、デフォルメ化されたアザーカー等による動きも、当時のアーケードゲームとしては珍しかった。 『デイトナUSA』の初期版(著作権表示が「© 1993 SEGA」となっている)はほとんど出回っておらず、幻のバージョンと称されることが多い[要出典]。 コース スリーセブンスピードウェイ最高速オーバルコース。初期設定8周。ミリオンスロットアーチという巨大なスロットがある。 ピットはコースの内側にある。 ダイナソアキャニオンアップダウンのあるコース。初期設定4周。本当はホリーキャニオンという名前だが巨大な恐竜の化石が発掘されたためダイナソアキャニオンと呼ばれる。 ブロントザウルスの尻尾の化石が見える。ピットを逆走し、そこにある坂を上るとトンネルがある。そこには英語で「おめでとう! あなたはたった今スポンサーを失った」と書かれた看板がある。 シーサイドストリートギャラクシー海岸の大都市内のテクニカルコース。初期設定2周。スターライトブリッジをスタート地点に、カシオペアシティを中心に回る。ジェフリー像を回すことができる。 登場車種 「デイトナUSAのエントリーカー」も参照 ホーネット(プレイヤーカー、SSと1人プレーヤー大型筐体AC版では No.41、通信対戦型AC版ではプレイヤーNo.)ハンドリングは悪く、お世辞にも曲がる車とはいえないが、ブレーキングやシフトドリフトでグイグイと曲げていく感じはこのゲームでしか味わえない。激しい衝突を繰り返すとボンネットがへこみ、クラッシュをするとタイヤが飛び出しかけてフレーム自体がくにゃりとゆがむ。 ATはMTと比べトルクや最高速度は劣るが初心者向け、MTは上級者向け(最高速度はATが315km、MTが325km)。 カラーリングはATは青と赤のツートンカラー、MTが黄と赤のツートンカラー。通信対戦型ACでは、「1」赤、「2」が青、「3」が黄色、「4」が緑、「5」が黒、「6」がピンク、「7」が水色、「8」がオレンジとなっている。また、通信対戦型ACでは、1人プレイの時に、自分以外(「1」を選択した場合「2」~「8」)の車が敵車としても登場する。 ストックカー(雑魚車)敵車は総計39台。代表的な車は下記参照。通称:忍者カー(SS&後期AC No.6、7)ボンネットに忍者 TheNinjaというペイントが施してある車。No.6は白色でNo.7が黄色。 No.6の忍者カーは中間よりもやや後ろあたりに位置している。アーケードではホーネットの隣を位置して走っているためデモなどにもたびたび出ている。 スポンサーは日系レストラン。 No.7の忍者カーは最後尾にいる。 DK BIKE(通信対戦型AC No.99 / No.90)ボンネットにある人物の顔をペイントしてある車。この顔は初級コースの看板にもなっている。 通信対戦型ACにて通信対戦を行うと敵車の有無を選択され、有りにするとこの車両が敵車として何台か出現する。どれもカラーリングは紫一色。プレイヤーが抜いても順位は変動しないため、障害物扱い(アザーカー)になる。 なお、この車両が動かないバグが存在している。 No.90の赤の車両は1人プレイ用の通常ストックカーである。 Car EX(No.69)ボディの至る所に「Car EX」と大きくペイントされている黄色い車。 なお、スポンサーの「Car EX」は今作発売当時に実在していた車雑誌で、現在は廃刊となっている。 なお、大型筐体の特徴としては以下共通部位があり、VS筐体に至っては上部に載せる看板、内部に入るモニタや細かい化粧部材以外は基本的には変わっておらず、登場以来長きに渡り転用される。 両筐体共通部 筐体部シートの前後チルト機構、座面へのウーハー内装。 4速H型ゲートシフトレバー アルミ削りだしによるものだが、回転効率の高いゲームであり、グリップ部が酸化しやすく見栄えも悪くなるため、続投となる『セガラリー』販売筐体ではクロームメッキ化されたレバーとなり、中のゴム、ナイロンパーツ類の硬度、対水滴のためにアルミ合板溶接部も対策で塗装されるなど、以後見直されるようになった。 ダッシュ周辺化粧装飾類 メーターパネル(非可動品)については以後のレースゲーム系では変わりはない。ハンドルに至っては『セガツーリングカーチャンピオンシップ』販売筐体よりシボやセンター部などのデザインが実車風のものに変更される。 各ペダル機構 ブレーキペダルにはゴム管での抵抗感があり、これによってブレーキング自体の踏んだだけ抵抗感のある重さを表現していた。 フットレスト レーシングカーに装備されている物としての演出としてはクラッチが省略されている。 PCBサウンドカード まだこの頃はMODEL1作品の『バーチャファイター』が出て少し経過してからの作品ということもあり、サウンドPCBがPCBのシールドケース外に設置される。そのため、このボードがないと起動時チェックではねられる。なお、この形式はウイングウォーやデザートタンクでも共通である。 各筐体共通部 DX筐体 先の『バーチャレーシング』でのメンテナンス面の反省から一番傷み易い横G表現とするエアバッグなどの可動部を廃し、スーパーメガロ共通である50インチプロジェクタ部と筐体部を分離。PCBを筐体部シート背面のBOXに配す。また、ステアリングの反力のクラッチ機構にもVS筐体と違う機構を採用している。 DX筐体が販売された当初は通信機能非対応であり、デモ画面内に表示される年度の若さによりROMバージョンが判別できる。 この筐体形式は『デイトナ2』の時期まで続く。 VS対戦筐体 これまでの大型筐体は耐用年数の低いオペレータ側の維持が困難だった木製合板製がスタンダードだったのに対し、樹脂パーツと金属プレスでのユニットパーツ主体となったため、軽量かつ機能的となる。 対戦筐体においてのディジーチェン方式である4つのVS筐体を光ファイバーで繋いでの通信対戦機能(最大8人同時プレイ)1筐体につき2PCBを繋ぐための通信ボードがあり、通信ボード経由で各筐体へ接続。VS筐体売りのROMには通信用の設定が入っており、筐体電源を入れた際にこの設定により2PCB間の通信に滞りがあると起動時テストではねられる。片側がメンテナンス待ちなどによって稼動できない状態であれば単体で動かせるように、DX筐体用の設定を使用する。 モニタ配置に至っては垂直に配置。ラウンドシェイプの画面はMODEL2作品では24kHz、MODEL3作品では31kHz用と違いがあり、モニタ横のスピーカー口については『デイトナ』市場投入時はプレス板を穴あけしたメッシュ板となっている。『バーチャロン』が登場してからはモニタガイド一体成型のプラメッシュとなる。モニタ両サイドの化粧カバーについてはゲームごとに色が違い、シート後面は化粧カバーと色が共通だが、上部ビルボードにおいても以後の筐体売りの時点でゲームジャンルによって成型によるバリエーション、前後チルトの有無などが違ってくる。 PCB配置はシート座面下の長細いBOX内のシールドBOX内に収まる。アクセス方法も2重ロックとなっており、2重ロックを解除してからシート部分を跳ね上げてアクセスする。 ライブモニタ 『バーチャレーシング』と同じく、VS筐体4台通信時のライブモニタシステムは継承される。ライブモニタには1PCB入っており、8PCB通信時は利用することができず、1台モニタを割り入れる場合は7人対戦までとなる。
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デイトナUSA(セガサターン)
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「デイトナUSA」の記事における「デイトナUSA(セガサターン)」の解説
1995年4月1日発売。初の移植作だが、サターンとModel2基板との性能差により、ポリゴンの表示カウントが少なく、テクスチャは粗く、秒間フレーム数もアーケードの半分以下(秒間20フレーム表示)となった。その一方で独自要素として、光吉猛修が歌う曲が増え、車種や隠し要素が詰め込まれている。レーシングコントローラにも対応。 「アーケードモード」と「サターンモード」の二つのモードがあり、サターンモードではタイム制限がなく、使用できるクルマが性能の高いものが増えている。コントローラーのボタン配置は3種類の設定から選べる他、自分でボタン操作を自由に設定できるエディット機能がある。 隠し要素として、通信対戦型ACのマシンが性能とトランスミッション違いで登場したり(ナンバーは通信対戦型ACとは違い41に固定されている)、作中背景キャラとして登場している馬で走行すること(デイトナUMA)ができた。当時、実際に地方競馬所属の馬スーパーオトメが厩舎を抜け出し高速道路を疾走するという事件が発生し、併せて話題となった。
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デイトナUSA(Windows)
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「デイトナUSA」の記事における「デイトナUSA(Windows)」の解説
1996年12月6日発売。セガサターン版の移植。 BGMはCD-DA。アーケード版やサウンドトラックと楽曲は同一だが、若干異なるアレンジになっている。
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デイトナUSA(PS3/Xbox360版)
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「デイトナUSA」の記事における「デイトナUSA(PS3/Xbox360版)」の解説
2011年には『DAYTONA USA2001』以来から約11年振りに家庭用に移植されたHDリメイク版が10月26日にPS3/Xbox360でDL版限定で発売された。ゲーム内容は「SEGA RACING CLASSIC」と同じだが、MODEL2版と変わらないグラフィックで家庭用機へ移植されたのはこれが初めて。レイティングはCERO:A(全年齢対象)。 PS3・XBOX360版オリジナル要素としてカラオケモード・制限時間内にどれだけ走りきれるかを競うサバイバルモード・さまざまな課題に挑戦するチャレンジモードが追加された。また、PLAYSTATION Network・Xbox Liveを利用してランキングや通信対戦が可能(なお、対戦時のみ車のカラーとナンバーが通信対戦型ACのカラーとナンバーになる)。
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