ディルドリンとは? わかりやすく解説

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ディルドリン【dieldrin】

読み方:でぃるどりん

農薬の一。有機塩素系で、果樹野菜害虫駆除などに使われる土壌農作物への残留性が高く、現在は使用禁止


ディルドリン

分子式C12H8Cl6O
その他の名称ディルドリン、オクタロックス、HEOD、Octalox、Dieldrin、イロキソール、Moth Shub D、Termitox、Dielmoth、Red Shield、Alvit 55、レッドシールド、Insectlack、SD-3417、exo-Dieldrin、ENT-16225、Dieldrex、アルビット55、Kombi Albertan、テルミトックス、ディルドレックス、ドリトックス、NCI-C-00124、RCRA waste number P-037、Dorytox、ディールモス、Aldrin epoxide、Illoxol、コンビアルバータン、モスシュブD、アルドリンエポキシド、exo-ディルドリン、インセクトラック、ディールドリン、ディールドレックス、(1aα,2aα,6aα,7aα)-3,4,5,6,9,9-Hexachloro-1a,2,2a,3,6,6a,7,7a-octahydro-2β,7β:3α,6α-dimethanonaphth[2,3-b]oxirene、ディエルドリン、ジエルドリン
体系名:(1aα,2aα,6aα,7aα)-3,4,5,6,9,9-ヘキサクロロ-1a,2,2a,3,6,6a,7,7a-オクタヒドロ-2β,7β:3α,6α-ジメタノナフト[2,3-b]オキシレン


ディルドリン

農薬Dieldrin
和名orISO名[商品名]ディルドリン
分子式C12H8OCl6
用途殺虫剤
LD50(ラット)/g kg-10.046(特定化学物質)
LD50(マウス)/g kg-1
劇毒区分劇物
魚毒ランク
有機性480
無機132
農薬登録(1996年時点)日本登録され1973年失効承認ISO
その他
分子データ
» 「動く分子事典」の分子モデル表示の特性について、「生活環境化学の部屋」より補足説明をいただいております。

ディルドリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/23 01:37 UTC 版)

ディルドリン (dieldrin) とは元来1948年に J. Hyman と Co, Denver によって殺虫剤として製造された塩素化炭化水素の一つ。ディルドリンはナフタレンを基本とする環状構造を有する。アルドリンが動物体内あるいは土壌中でエポキシ化されることでも生じる。エンドリンとは立体異性体との関係にある。


  1. ^ ジャガイモにも汚染 ディルドリン『朝日新聞』1970年(昭和45年)10月1日朝刊 12版 3面
  2. ^ a b 植村振作・河村宏・辻万千子・冨田重行・前田静夫著『農薬毒性の事典 改訂版』三省堂、2002年。ISBN 978-4385356044
  3. ^ 毒物及び劇物取締法 昭和二十五年十二月二十八日 法律三百三号 第二条 別表第二
  4. ^ 東京都立衛生研究所毒性部病理研究科


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