バイター (護衛空母)とは? わかりやすく解説

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バイター (護衛空母)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/08 02:07 UTC 版)

バイターHMS Biter, D97)は連合国軍護衛空母アヴェンジャー級アメリカ合衆国で建造され、イギリス海軍に譲渡された。第二次世界大戦では、地中海戦線で行動したあと、大西洋攻防戦における船団護衛任務に従事した。世界大戦終結直前にアメリカ海軍に返還された。その後、自由フランス海軍に譲渡されてディクスミュードと改名し、海軍航空隊Aviation navale)が運用した。


  1. ^ a b 魚雷四發見事命中 米空母レンジャー撃沈状況[4]【ベルリン廿六日發同盟】獨軍當局は廿六日米空母レンジャーの撃沈状況を次の如く發表した 廿五日早朝北大西洋に米空母が現れたとの報道が入つた、當時同同面に作戰してゐた獨潜水艦はわづか一隻に過なかつたがたゞちに同空母に對し攻撃を加へた、レンジャーは卅ノツトの快速力で驅逐艦數隻を從へて航行してゐた、獨潜水艦の放つた魚雷四發は見事空母の胴腹に命中し火焔が高く付近にあがると見る間に大爆發を起して沈没した、敵驅逐艦は空母乗組員の救助に奔走するのみで潜水艦に對しては一向攻撃を加へなかつた/戰前保有の米空母全部撃沈【東京廿六日發同盟】(以下略)
  2. ^ イギリス海軍のF4Fは従来「マートレット」と呼ばれていたが、機種名統一により「ワイルドキャット」となった[8]
  3. ^ 1945年10月の新編当初は第1海軍航空隊 (Flottille 1F) だったが、1953年6月に第11F海軍航空隊に再編されてF6Fヘルキャットを装備した[11]
  4. ^ 供与されたドーントレスにより第3F海軍航空隊 (Flottille 4F) と第4F海軍航空隊 (Flottille 4F) が1944年に編制され、実戦にも出撃している[10]

脚注

  1. ^ 歴群53、アメリカの空母 2006, p. 136.
  2. ^ a b c d e 呪われた海 1973, p. 312.
  3. ^ a b sinking Von Bulow Decorated for Sinking USS Ranger”. Air Group 4 “Casablanca to Tokyo”. 2023年9月23日閲覧。
  4. ^ 魚雷四發見事命中 米空母レンジャー撃沈状況”. Biruma Shinbun. pp. 2 (1943年4月28日). 2023年9月23日閲覧。
  5. ^ 五回目の殊勲 獨潜艦、米空母陣寸斷”. Manshū Nichinichi Shinbun. pp. 01 (1943年4月27日). 2023年9月23日閲覧。
  6. ^ 米航空母艦レンヂャーを獨乙が撃沈と主張 但し聯合國側から右の確認なし”. Yuta Nippō. pp. 3 (1943年4月26日). 2023年9月23日閲覧。
  7. ^ 米航空母艦 撃沈説を否認 海軍當局より發表”. Hawaii Times. pp. 5 (1943年4月26日). 2023年9月23日閲覧。
  8. ^ ワイルドキャットエース 2001, pp. 83a-84「マートレット」から「ワイルドキャット」へ(Martlets Became Wildcats)
  9. ^ ワイルドキャットエース 2001, pp. 83b-84.
  10. ^ a b c 第二次大戦のSBD部隊と戦歴 2003, p. 90.
  11. ^ Histoire de la flottille 11F”. Net-Marine. 2024年1月8日閲覧。
  12. ^ Flottille 4 F”. Net-Marine. 2024年1月8日閲覧。


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