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聖闘士星矢 冥王神話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/09 08:20 UTC 版)
(テンマ から転送)
| 聖闘士星矢 冥王神話 | |
|---|---|
| 漫画:聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話 | |
| 作者 | 車田正美 |
| 出版社 | 秋田書店 |
| 掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
| レーベル | 少年チャンピオン・コミックス・エクストラ |
| 発表期間 | 2006年36・37合併号 - |
| 巻数 | 4巻(2011年12月時点) |
| 話数 | 33話(4巻時点) |
| 漫画:聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 | |
| 原作・原案など | 車田正美 |
| 作画 | 手代木史織 |
| 出版社 | 秋田書店 |
| 掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
| レーベル | 少年チャンピオン・コミックス |
| 発表期間 | 2006年39号 - 2011年19号 |
| 巻数 | 全25巻 |
| 話数 | 全223話 |
| 漫画:聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 ユズリハ外伝 血墨の紋 |
|
| 原作・原案など | 車田正美 |
| 作画 | 手代木史織 |
| 出版社 | 秋田書店 |
| 掲載誌 | プリンセスGOLD |
| 発売日 | 2009年10月16日 |
| 話数 | 1話 |
| 漫画:聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話外伝 | |
| 原作・原案など | 車田正美 |
| 作画 | 手代木史織 |
| 出版社 | 秋田書店 |
| 掲載誌 | 週刊少年チャンピオン |
| レーベル | 少年チャンピオン・コミックス |
| 発表期間 | 2011年25号 - |
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『聖闘士星矢 冥王神話』(セイントセイヤ めいおうしんわ)は、車田正美原作の『聖闘士星矢』シリーズのひとつ。掲載誌は『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)。本作は原作者本人が執筆する前作の続編『NEXT DIMENSION 冥王神話(ネクスト ディメンション -)』と、手代木史織が描く『THE LOST CANVAS 冥王神話(ザ ロスト キャンバス -)』の2作が存在する。車田本人が執筆する星矢作品としては2作目に当たる。本項では2作品共に解説する。
なお、『NEXT DIMENSION 冥王神話』と『THE LOST CANVAS 冥王神話』での設定の相違の記述では、前者を『ND』、後者を『LC』と略して表記する。
目次 |
概要
ギリシャ神話をモチーフとした物語と、正義のために戦う少年達の姿を描き「聖闘士(セイント)」「聖衣(クロス)」「小宇宙(コスモ)」などのネーミングなどと共に1980年代後半に人気を博した『聖闘士星矢』の正統続編として、車田本人による新作『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』の連載が2006年4月、『週刊少年チャンピオン』22・23合併号誌上にて発表され、前作のラストエピソードの部分を、描き下ろしでフルカラー再編集した物がプロローグとして掲載される。その4ヵ月後の8月、36・37合併号より、袋とじでの全ページフルカラー作品として本編の連載が開始された。従来の漫画作品では、扉絵や巻頭などの一部にカラー化がある程度で、フルカラー全ページでの作品連載は原作者の車田自身が作業的に到底不可能と考えていたものの、コンピュータグラフィックス技術の導入によってそれが実現したという[1]。原作連載から20年を経て続編連載が実現したことで、世代を超えた読者から人気を集めている[2]。
しかし、当初予定されていた週刊連載では全ページオールカラーという制作体制の維持が困難であるとの判断で、掲載形式を2006年38号以降は不定期連載に改められた。その代わりに冥王神話の世界をより深くするために、同じ作品世界を異なった視点より描く、との体裁で『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』(原案:車田正美、漫画:手代木史織)が2006年39号から連載開始となった。
『LC』は、発表当初は『ND』と登場人物が同一と発表されていたものの[3]、実際には一部の登場人物や設定を除き独自の展開を歩んでいる。手代木の著作の中では3巻以上の単行本が発行された初の作品であり[4]、2009年3月に単行本が12巻まで刊行された時点で、累計120万部を突破するセールスを記録した[5]。本作品のドラマ性が新たな読者を獲得することで、この作品を通じて、原作である『聖闘士星矢』の新たなファンも増加するという相乗効果も生み出されている[5]。さらに、2009年にはアニメ化も発表された。詳細は後述のアニメーションを参照。
その後、『ND』はPart9以降は袋とじではなくなり、1話ごとのページ数も約18ページ前後に増加したが、Part15以降の雑誌掲載分は扉絵などの1部を除きモノクロとなる。この変更については編集部からの発表は無いものの、製作自体はカラーで行われていて、コミックスでフルカラー作品として発売することがチャンピオン編集長によって告知された[6]。
開始当初『ND』と『LC』はともに前作で設定上存在した243年前の聖戦を舞台とし、天馬星座の聖闘士・天馬とハーデスの依代たる少年アローンの悲運の友情を通じて描く作品という触れ込みであった[3]。しかし『ND』part12にて前作の主人公星矢が登場した後は、『ND』は正統続編と銘打たれ、前作『聖闘士星矢』の続きもストーリーに織り込まれるようになった。過去と現在が交錯しながら展開し、原作のハーデス編の正式な続編として制作された『聖闘士星矢 天界編 序奏〜overture〜』のキャラクターなどもリメイクされ登場している。
2009年10月16日発売の『プリンセスGOLD』2009年11+12月号では、OVA発売記念としてユズリハを主人公とした外伝エピソード『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 ユズリハ外伝 血墨の紋(ちずみのもん)』が掲載され、2011年4月7日発売の『週刊少年チャンピオン』19号で『LC』の連載が終了後も、2011年の25号から黄金聖闘士に焦点を当てた前日譚『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』の連載が開始された。
『ND』、『LC』共に、原作と同様、聖衣や冥衣などの分解装着図が掲載されている。なお掲載されるのは基本的に新しく登場した物に限定されており、既に原作や『聖闘士星矢大全』に登場している物はデザイン変更が行われたものを除き掲載していない。『LC』では単行本での描き下ろしとなって。なお、『LC』第9巻から第15巻に収録の冥衣分解装着図は初版で分解装着図の番号に誤植があり、実際の数字より1少ない数字が植字されていたが増刷分で修正されている。
あらすじ
『聖闘士星矢』より240数年前の聖戦の物語[7]。天馬星座の聖闘士・天馬(『LC冥王神話』ではテンマと表記)、彼の親友でハーデスの依代になってしまうアローン、そして本編において前聖戦の生き残りとされていた黄金聖闘士・天秤座の童虎と牡羊座のシオンらを中心に展開されている。ただし、『ND冥王神話』においては『聖闘士星矢』の時代と交錯しながら物語が展開しており、2作品のストーリー展開は大幅に異なっている。
『NEXT DIMENSION 冥王神話』
地上暦1990年、エリシオンにおける天馬星座の聖闘士・星矢と冥王ハーデスの激闘よりさかのぼること240数年前。若き日の童虎とシオンは黄金聖闘士に昇格し、聖戦勃発を阻止するためハーデスが降臨する以前にアローンを殺めようとする。アローンは親友であるこの時代の天馬星座の聖闘士・天馬により一度は救われるが、天馬が2人の黄金聖闘士に相対する隙にパンドラを名乗る女性の言うがままに覚醒の証・冥王の剣を引き抜き、アローンはハーデス城へ連れ去られてしまう。
一方、地上暦1990年、ハーデスとの最後の聖戦に勝利したアテナ城戸沙織は、ハーデスに突き刺された冥王の剣の呪いにより3日の命となった星矢を救うべく、時の神クロノスの助力を得て前聖戦の時代に訪れる。しかし、クロノスによって無力な赤子にされた沙織は窮地に立たされる。
『THE LOST CANVAS 冥王神話』
『ND冥王神話』とは、別の視点で描かれる。
18世紀、イタリア。テンマは黄金聖闘士・天秤座の童虎に才能を見いだされ修行の末、天馬星座の聖闘士となった。また、聖域で幼なじみの少女・サーシャと再会し、彼女がこの時代のアテナであることを知る。テンマの故郷がハーデス軍の襲撃に遭いその迎撃に向かうが、そこで冥王ハーデスの正体がサーシャの兄で幼馴染の親友・アローンであることを知り大きな衝撃を受ける。描かれた者の命を奪うロストキャンバスを使い、人類を滅ぼそうとするハーデスを止めるため、アテナの聖闘士達はハーデス配下の神々や冥闘士と戦い、ハーデスの元に迫るが、あと一歩の所で空の魔宮ロストキャンバスへと逃げられる。追跡のためポセイドンの助力を得て、古代の箱舟を使い空の魔宮に乗り込んだテンマ達は、ハーデスによって更なる力を与えられた冥闘士が守る8つの魔宮の守人たちとの激闘を繰り広げ、多くの犠牲を出しながら、ついにハーデスの元に辿り着く。死んだ黄金聖闘士たちも魂のみとなりながら加勢し、12人の小宇宙を合わせ、アローンの体からハーデスを追い出すことに成功する。力尽きた黄金聖闘士たちをおいて、アテナ(サーシャ)、テンマ、アローンの3人は魂のまま最後の魔宮に鎮座したハーデスを冥界へと追いやり聖戦を終結させた。
『ユズリハ外伝 血墨の紋』
白銀聖闘士鶴座(クレイン)のユズリハを主人公としたTHE LOST CANVASのアナザーストーリー。
ユズリハとシオンが教皇の命で故郷ジャミールを訪れた時、過去にユズリハの弟トクサが冥闘士となりそして殺したことを回想する。
『THE LOST CANVAS 冥王神話 外伝』
黄金聖闘士を主人公にした本編の前日譚に当たるエピソード。
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- ^ 車田正美 『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』1、秋田書店〈少年チャンピオンコミックス・エクストラ〉、2009年、扉解説。ISBN 978-4-253-13271-8。
- ^ “2007年 プレスリリース 車田正美激筆の「聖闘士星矢NEXT DIMENSION冥王神話」 単行本化に先駆けケーイコミックで販売スタート!”. NTTソルマーレ (2007年7月19日). 2009年3月5日閲覧。
- ^ a b “2007年 プレスリリース 聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話”. NTTソルマーレ. 日本電信電話 (2007年7月19日). 2009年3月5日閲覧。
- ^ 車田正美原作 手代木史織漫画 『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』3、秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉、2009年、扉解説。ISBN 978-4-253-21223-6。
- ^ a b “世界的ベストセラー「聖闘士星矢」の世界をOVAシリーズ化! 『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』(全13話予定) 6月よりリリース開始! (PDF)”. トムス・エンタテインメント (2009年3月6日). 2009年3月11日閲覧。
- ^ 週刊少年チャンピオン2009年12号
- ^ 原作『聖闘士星矢』での設定では243年前(集英社『聖闘士星矢大全』ISBN 978-4-8342-1690-5)。
- ^ “聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話”. バップ (2009年3月18日). 2009年3月30日閲覧。
- ^ “聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 アニメ公式ニュースブログ”. トムス・エンタテインメント. 2010年3月12日閲覧。
- 1 聖闘士星矢 冥王神話の概要
- 2 登場人物
- 3 インターネットラジオ
固有名詞の分類
テンマに関連した本
- いつか天魔の黒ウサギ9 終末を嘆くカラス (富士見ファンタジア文庫) 鏡 貴也 富士見書房
- いつか天魔の黒ウサギ9 DVD付限定版 終末を嘆くカラス 鏡 貴也 富士見書房
- いつか天魔を斬る魔女 (1) (角川コミックス・エース 356-1) 江戸屋 ぽち 角川書店(角川グループパブリッシング)
