テングリ

世界宗教用語大事典

テングリ 【tngri】

トルコ族やモンゴル族がいう天や天神、またその下にいる神々。両族の祖は天から遣わされ、天命によって生まれた狼だとし（モンゴル）、王は天の子でありシャーマンだと信じた。

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テングリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/09/30 02:29 UTC 版)

テングリ（天神、匈奴語: 撐犁（とうり）、突:𐱅𐰭𐰼𐰃、回語: Täŋri、現代モンゴル語: Тэнгэр（『元朝秘史』の蒙古語: 騰格里、拼音: Ténggélǐ）、土: Tanrı、チャガタイ語: تنكري、Tangrī）は、アジア北方の遊牧民族に共通な、「天上世界」もしくは「天上神」「運命神」「創造神」を意味する概念。中国史の史料上はしばしば「天」と訳されている。