テクノ‐スーパーライナー【techno super liner】
テクノスーパーライナー
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テクノスーパーライナー(英語: techno super liner, TSL)とは、旧運輸省が中心となって計画し、最新の船舶技術を使用して建造された高速船の総称である。小型のモデル艇が2隻、実験船が2隻、実用船が1隻建造された。
注釈
- ^ 船尾に記載されていた船籍港は東京だが、最終的に発注先に納入されなかったため、実際には船籍港は未登録であった。三井E&Sホールディングスに確認済み。
- ^ メーカーでの性能確認試験のための臨時航行許可の際に取得された登録番号は140085であるが、最終的に発注先に納入されず、災害支援の際の航海も臨時航行許可で行われたため、国交省の正式な船舶番号は存在せず、よって船としての正式な登録情報も残っていない。三井E&Sホールディングス及び国交省に確認済み。
- ^ この信号符字は臨時航行許可時のものであり、この船に正式な信号符字が点附されたことはない。
- ^ 世界最大径・最大出力のウォータージェット推進装置であった[21]。
- ^ テクノ・シーウェイズHPの完成主要目では航海速力を約41ノットとしている[22]。
- ^ 同じくテクノ・シーウェイズHPの完成主要目では航続距離を 約2,500kmとしている。
- ^ これはさるびあ丸 (3代)とほぼ同等である[23][24]。
- ^ 127メートル案のままの大きさや機関構成だと航続距離が足りず、小笠原航路で運用できない。
- ^ 現在に至るまで、実現したアルミ合金双胴船ではスーパーライナーオガサワラが世界最大と言える。2023年現在でも、世界最大のアルミ合金双胴船はオーストラリアのインキャット社で建造中・2025年引き渡し予定の、アルゼンチンのブケブス社向けウェーブピアサーで、これは130メートルである[25]。
- ^ 従来の重油から軽油に燃料を変更したために費用が従来の3~5倍になることは契約時にわかっていたが、一往復2,500万円にまで膨れ上がることは、建造中の燃料費暴騰で明らかになった。
- ^ 国土交通省も交えた調整の結果、日本政策投資銀行および運航会社である東海汽船や造船会社の三井造船などを中心として出資した企業。小笠原航路に限らず、TSLシステムを利用した輸送体系構築などの新規事業を行う構想だった[27]。
- ^ その後、自衛隊では2014年度からナッチャンWorld及びはくおう(元・すずらん)をチャーター、2016年からはPFI事業主体として特別目的会社の高速マリン・トランスポートを設立、同2隻を実質的な高速輸送艦艇として運用している。ナッチャンWorldとはくおうはいずれも車両を多数搭載可能である。
- ^ これは平成元年、テクノスーパーライナーの研究開発に対して運輸省から投入された研究補助金の39億円や、日本財団前身の日本船舶振興会時代、同じく官民合同の国家プロジェクトであった原子力船の開発時に同会から助成された金額の約8億3,000万円と比べても、極めて大きな額である [50][51][52]。
- ^ 船舶技術研究所が研究開発していたものについて同所は「海面効果翼船」と呼称しており、表面効果船と紛らわしいが、性質としては航空機であり完全に別物である[63]。
出典
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- ^ “研究者インタビュー 飛行機? いえ船です WISES研究グループ推進性能部”. 船舶技術研究所. 2013年1月22日閲覧。
- 1 テクノスーパーライナーとは
- 2 テクノスーパーライナーの概要
- 3 TSL-F船型
- 4 関連項目
「テクノスーパーライナー」の例文・使い方・用例・文例
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