つち‐あけび【土通=草/土木=通】
ツチアケビ
土木通
土通草
ツチアケビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 02:00 UTC 版)
ツチアケビ(土木通、学名:Cyrtosia septentrionalis[1][2])は、森林内に生育するラン科植物である。ラン科植物としても腐生植物(菌従属栄養植物)としても非常に草たけが高く、大きく赤い果実がつくことから人目を引く。日本固有種。別名はヤマシャクジョウ(山錫杖)等。
- ^ ツチアケビ 日本のレッドデータ
- ^ Cyrtosia septentrionalis Kew Plants people possibilities
- ^ Kew World Checklist of Selected Plant Families
- ^ Flora of China, v 25 p 169, 血红肉果兰 xue hong rou guo lan, Cyrtosia septentrionalis
- ^ Autogamous fruit set in a mycoheterotrophic orchid Cyrtosia septentrionalis. Kenji Suetsugu, Plant Systematics and Evolution, March 2013, Volume 299, Issue 3, pages 481-486, doi:10.1007/s00606-012-0736-z
- ^ 『日本の野生植物 草本I 単子葉植物』 1989年、平凡社 206頁
- ^ 日本の野生植物 草本I 単子葉植物』206頁
- ^ 朝日新聞社刊『朝日百科 世界の植物』1982年発行 第8巻1989頁に、この植物がバニラから進化した可能性を示唆する記述がある
- ^ “光合成をやめたラン科植物ツチアケビにおける鳥による種子散布 -動物に種子散布を託す初めてのラン科植物の発見-” (日本語). 京都大学 2018年9月3日閲覧。
- ^ 南方『南方熊楠全集 第2巻』168頁では、この呼称は「熊野の方言」と記述される
- ^ 村上『花と樹の事典』287頁
- ^ 村上陽二郎 『草木辞苑』1988年 256頁では、「山の神の錫杖」に「やまのかみのしゃく」、「狐の錫杖」には「きつねのしゃく」とふりがなが振られている。
- 1 ツチアケビとは
- 2 ツチアケビの概要
- 3 別名
- 4 参考文献
固有名詞の分類
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