ツクツクボウシとは? わかりやすく解説

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つくつく‐ぼうし【つくつく法師】

読み方:つくつくぼうし

鳴き声から。「法師」は当て字セミ科昆虫体長は翅(はね)の先まで約4.5センチ、暗黄緑色の地に黒紋があり、背にW形の紋をもつ。晩夏から秋にかけて現れ、雄はツクツクオーシと鳴く寒蝉(かんせんかんぜみ)。つくしこいしおうしいつくつく。くつくつぼうし。《 秋》「今尽きる秋を—かな/一茶


ツクツクボウシ

ツクツクボウシ
Meimuna opalifera(Walker)
三郷流山水元観察できる
セミ科

翅端まで4047mm

黒褐色の体に、暗緑色模様がついた翅の透明な小型セミである。

関東では一般的に夏の終わりに鳴く、というイメージもたれているが、実際7月中に鳴きだしている。

確かに、他の普通種よりは遅く鳴き始めるが、晩夏セミではない。他種鳴き声勢い落ち晩夏になって、本種の声が目立ってくるのだと考えられる

ジュクジュクジュク・・・の鳴きだしに続いて、オーシン・ツクツクツク・オーシン・ツクツクツクと繰り返し最後にウィオーシー・ウィオーシー・ウィオーシー、と鳴き声変化させて終わる。たいへん複雑な鳴きと言える

屋久島個体群では、最後のウィオーシーの部分は無いと聞くこのような地域的変化はもっと他にもあると思う。

三郷流山水元エリアでは普通。

ツクツクボウシ

蛁蟟

読み方:ツクツクボウシ(tsukutsukuboushi)

普通に見られるセミのなかではいちばんおそく出現して、秋おそくまで聞かれるわりあいに小型セミ

季節

分類 動物


ツクツクボウシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/24 04:32 UTC 版)

ツクツクボウシ(つくつく法師、寒蝉、寒蟬、Meimuna opalifera)はカメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目(同翅亜目)セミ科に分類されるセミの一種。晩夏から初秋に発生するセミで、特徴的な鳴き声を発する。ツクツクホーシオーシンツクと呼ばれることもある。


  1. ^ 中国からの外来種で国内最大級のセミ 埼玉県川口市で生息確認」『産経新聞』、2018年3月9日。2023年4月23日閲覧。
  2. ^ 戸田尚希 著「タケオオツクツク」、愛知県環境調査センター 編『愛知県の外来種 ブルーデータブックあいち2021』愛知県環境局環境政策部自然環境課、2021年3月、81頁https://www.pref.aichi.jp/kankyo/sizen-ka/shizen/gairai/search/pdf/81_2021.pdf2023年4月23日閲覧 


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