ツキノワグマとは?

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ツキノワグマ

和名:ツキノワグマ
学名Ursus thibetanus
    ネコ目クマ科
分布本州四国
 
写真(上):ツキノワグマ成獣
写真(下):ツキノワグマによる剥皮被害
説明
ヒグマとともにわが国最大食肉であり,食肉目クマ科に属し,ヒグマ生息する北海道を除く,本州四国分布している。食肉目配属されているが,肉食からの逸脱進み裂肉歯上顎では第4小臼歯下顎では第1大臼歯)は切断機能次第に失い,押しつぶし,すりつぶしの働き出来る形に変化している。本種の全国分布は,わが国森林植生帯とうまく合致しており,落葉性広葉樹林のブナ・ミズナラ帯に区分される地域とほぼ一致している。琵琶湖以西近畿西日本では孤立個体群分布する。林業被害としては収穫間近大径樹幹部の剥皮が知られており,西日本顕著である。剥皮は,地域差があるものの,餌植物の比較豊富な4〜8月行われる。広い行動域を有することなどから個体調整からの被害軽減は困難である。
ツキノワグマ成獣

ツキノワグマによる剥皮被害


月輪熊

読み方:ツキノワグマ(tsukinowaguma)

クマ科クマ

学名 Selenarctos thibetanus


月輪熊

読み方:ツキノワグマ(tsukinowaguma)

本州以南にすむ、体長一.五メートル程のクマ

季節

分類 動物


ツキノワグマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/12 20:08 UTC 版)

ツキノワグマ (Ursus thibetanus) は、食肉目クマ科クマ属に分類される食肉類。別名アジアクロクマヒマラヤグマ[7]


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  1. ^ Appendices I, II and III<https://cites.org/eng>(Accessed 7/08/2017)
  2. ^ a b UNEP (2017). Ursus thibetanus. The Species+ Website. Nairobi, Kenya. Compiled by UNEP-WCMC, Cambridge, UK. Available at: www.speciesplus.net. (Accessed 7/08/2017)
  3. ^ a b c d e f g h i j k l Garshelis, D. & Steinmetz, R. 2016. Ursus thibetanus. (errata version published in 2017) The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22824A114252336. http://dx.doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22824A45034242.en. Downloaded on 08 July 2017.
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  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 川口幸男 「ツキノワグマ」『世界の動物 分類と飼育2 (食肉目)』今泉吉典監修、東京動物園協会、1991年、74-75頁。
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  8. ^ a b c d e 大井徹, 下稲葉さやか, キョウ継恩 「ツキノワグマ」『アジアのクマ達-その現状と未来-』、日本クマネットワーク、2007年、iii頁。
  9. ^ ツキノワグマ”. けんぱくのおすすめ. 三重県立博物館. 2013年4月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年2月22日閲覧。
  10. ^ a b c d e f キョウ継恩, Ricard B. Harris 「第13章 中国のクマ類の現状」『アジアのクマ達-その現状と未来-』、日本クマネットワーク、2007年、95-100頁。
  11. ^ a b c d e f g h 黄美麗, 王頴 「第5章 台湾のツキノワグマの生息状況と管理」成田亮訳『アジアのクマ達-その現状と未来-』、日本クマネットワーク、2007年、105-108頁。
  12. ^ a b c Kashif B. Sheikh 「第1章 パキスタンのクマ類の生息状況と保全」笹本明子訳『アジアのクマ達-その現状と未来-』、日本クマネットワーク、2007年、1-6頁。
  13. ^ a b c d e f 渡辺弘之 「ニホンツキノワグマ カワハギの習性をめぐる謎」『動物大百科1 食肉類』今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編、平凡社、1986年、110-111頁。
  14. ^ a b 須藤一成『ツキノワグマ(知られざる狩人の生態) DVD』株式会社 イーグレット・オフィス、2013年、JANコード 4582402080034
  15. ^ 福本幸夫 「長寿世界一のニホンツキノワグマ」『世界の動物 分類と飼育2 (食肉目)』今泉吉典監修、東京動物園協会、1991年、77頁。
  16. ^ ツキノワグマの死亡について京都市動物園・2017年7月3日に利用)
  17. ^ a b c d e f 石井信夫 「下北半島のツキノワグマ」「紀伊半島のツキノワグマ」「東中国地域のツキノワグマ」「西中国地域のツキノワグマ」「四国山地のツキノワグマ」『レッドデータブック2014 -日本の絶滅のおそれのある野生動物-1 哺乳類』環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室編、株式会社ぎょうせい2014年、114-91頁。
  18. ^ a b c 大西尚樹、安河内彦輝 「九州で最後に捕獲されたツキノワグマの起源」『哺乳類科学』第50巻 2号、日本哺乳類学会2010年、177-178頁。
  19. ^ 栗原智昭 「九州における2000年以降のクマ類の目撃事例」『哺乳類科学』50巻 2号、日本哺乳類学会、2010年、187-193頁。
  20. ^ 日本のクマを考える 繰り返されるクマの出没・私たちは何を学んできたのか?―2010年の出没と対策の現状―報告書
  21. ^ 環境省:クマに注意!-思わぬ事故をさけよう-
  22. ^ 北原英治ほか (1997). “ツキノワグマによる林木剥皮被害”. 森林総合研究所関西支所年報 (森林総合研究所 関西支所) 第38号. http://www.ffpri.affrc.go.jp/fsm/research/pubs/nenpo/past/38_03.html. 
  23. ^ 吉田洋, 林進, 堀内みどり, 坪田敏男, 村瀬哲磨, 岡野司, 佐藤美穂, 山本かおり 「ニホンツキノワグマ (Ursus thibetanus japonicus) によるクマハギの発生原因の検討」、『哺乳類科学』 第42巻 1号、日本哺乳類学会、2002年、35-43頁。
  24. ^ ツキノワグマの大量出没への対応を!政府と環境省に要望 - WWF日本ホームページ2010年10月28日
  25. ^ クマの大量出没(朝日新聞2010年11月26日夕刊17面)
  26. ^ 環境省:研究プロジェクト成果集「ツキノワグマ大量出没の原因を探り、出没を予測する」 独立行政法人 森林総合研究所 2011年2月 ISBN 978-4-902606-77-5
  27. ^ 坪田敏男「クマの生息動向と最近の被害状況」、『日獣会誌』第66巻、2013年、 131-137頁。
  28. ^ a b 環境省:クマ類出没対応マニュアル -クマが山から下りてくる
  29. ^ 特定動物リスト (動物の愛護と適切な管理)環境省・2017年7月8日に利用)


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