チリ‐しょうせき〔‐セウセキ〕【チリ硝石】
チリ硝石(Nitratine)
Salar de Miraje,El Loa Province,Antofagasta Region,Chile
NaNO3 標本の幅約2.5cm
白色のチリ硝石の塊です。
淡い黄色の部分はイキケ石(Iquiqueite)が入っています。
チリ硝石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/09 02:35 UTC 版)
チリ硝石(チリしょうせき、Chile saltpeter[4]、Chilean nitrate[4]、nitratine[5])は、硝酸塩鉱物の一種。化学組成はNaNO3(硝酸ナトリウム)、結晶系は三方晶系。ソーダ硝石ともいう。
- ^ 国立天文台編 編「おもな鉱物」『理科年表 平成20年』丸善、2007年、641頁。ISBN 978-4-621-07902-7。
- ^ Nitratine (英語), MinDat.org, 2012年7月18日閲覧。
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- ^ 地球環境に附加される自然起源と人為起源の窒素化合物
- ^ 廣田鋼藏「アンモニア合成法の成功と第一次世界大戦の勃発」『現代化学』、東京化学同人、1975年。 オリジナルの2006年2月13日時点におけるアーカイブ 。2012年7月8日閲覧。
- ^ “チリのシブい廃工場!世界遺産ハンバーストーンとサンタ・ラウラ硝石工場群”. スカイチケット (2019年2月3日). 2019年7月3日閲覧。
チリ硝石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 08:29 UTC 版)
硝酸ナトリウムの原料として19世紀から20世紀にかけてチリ硝石が重要な地位をしめた。その埋蔵量が最も多いのはチリのアタカマ砂漠の鉱脈であり、1940年代まで一世紀にわたって採掘が行われた。チリの硝石採掘所であったハンバーストーンとサンタ・ラウラの硝石工場群は2005年に世界遺産に登録された。 チリは現在も潜在的なチリ硝石鉱山を有しており、現在ペドロ・デ・バルディビア (Pedro de Valdivia)、マリア・エレナ (Maria Elena)、パンパ・ブランカ (Pampa Blanca) などに存在する。チリ硝石の処理過程では硝酸カリウム、硫酸ナトリウム、ヨウ素が得られる。
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「チリ硝石」の例文・使い方・用例・文例
- チリ硝石.
- チリ硝石という鉱物
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