チャールズ・バートラム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/03/21 09:09 UTC 版)
チャールズ・バートラム(Charles Julius Bertram、1723年 - 1765年1月8日)は、デンマークに在住したイギリスの人物。イギリスの歴史に関する偽書 "Description of Britain" (ラテン語のタイトル: De Situ Britanniae)を「発見」したと称した人物で、おそらく自ら偽造した人物である。この偽書は古代ローマ属州地域のイギリス(ブリタンニア)およびスコットランドの歴史の研究者に影響を与えた。エドワード・ギボンの『ローマ帝国衰亡史』やイギリス最初の地理調査(Ordnance Survey)を行ったウィリアム・ロイ(William Roy)の地図にも影響を及ぼした。バートラムは24歳の時にこの文書を「発見」したと称し、その後は学者として成功した生涯をおくった。1846年になるまで、この文書が偽書であると認識されなかった。
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- ^ a b c Bradley (1885).
- ^ a b Mayor (1869), p. cxxiv.
- ^ a b c Mayor (1869), p. cxxv.
- ^ Wilson (1869), p. 180.
- ^ Mayor (1869), p. cxxvi.
- ^ Mitchell (1960), p. 3.
- ^ Bann 1990, p. 202 [要文献特定詳細情報]
- ^ Stukeley (1757), p. 12.
- ^ Britton (1847), p. 9.
- ^ Britton (1847), p. 10.
- ^ Shirley (1990), p. 2.
- ^ Poste (1853), p. 137.
- ^ Poste (1853), p. 140.
- ^ Stukeley (1757).
- ^ Woodward (1866a).
- ^ Woodward (1866b).
- ^ Woodward (1866c).
- ^ Woodward (1867).
- ^ Mayor (1869).
- ^ Shirley (1990), p. 3.
- ^ Farrer (1907), p. 38.
- ^ Bertram (1749).
- ^ Bertram (1750).
- ^ Bertram (1751).
- ^ Bertram (1753).
- ^ Dauw (1755).
- ^ Bertram (1757).
- ^ Bertram (1758).
- ^ Bertram (1760).
- ^ Bertram (1763).
- ^ Bertram (1762).
- 1 チャールズ・バートラムとは
- 2 チャールズ・バートラムの概要
- 3 参考文献
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