チザルピーノETR610電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/01 10:06 UTC 版)
ETR610電車(Elettro Treno Rapido 610)は、かつてチザルピーノ社が保有し、その後、同社による列車運行の停止により、スイス国鉄およびイタリア国鉄(トレニタリア[1])の所有になった、ペンドリーノの第四世代にあたる車体傾斜式車両である。本稿ではその後スイス国鉄が追加導入したRABe503形についても記述する。
- ^ Trenitalia S.p.A., Roma
- ^ Cisalpino AG, Bern、イタリア語で「アルプスのこちら側」を意味する
- ^ Alstom Transport S.A
- ^ Fiat Ferroviaria S.p.A., Savigliano
- ^ Reihen N、なお、速度区分はスイス国鉄の形式名には反映されず、従来の速度区分「R」を表す"R"ABe503形のままとなっている
- ^ 同様の事例は、スイス国鉄がシーメンスからRABe514形電車を導入した際(導入予定であった60編成に加え、ペナルティとして1編成と予備部品1式を無償で提供)や、SBBカーゴが同じくシーメンスからRe474形電気機関車を導入した際(18機中6機を受領拒否、初期に導入した運用中の6機を返却し、新造の6機と交換)にも見られる
- ^ ETR610も順次改造により対応を予定している
- ^ Union Internationale des Chemins de fer
- ^ Italdesign Giugiaro, Torino
- ^ European Train Control System
- ^ Global System for Mobile communications - Railway
- ^ European Rail Traffic Management System
- ^ Sistema di Controllo della Marcia del Treno
- ^ ETR610の自重は資料により数値が異なる
- ^ Stadler Rail AG, Bussnang
- 1 チザルピーノETR610電車とは
- 2 チザルピーノETR610電車の概要
- 3 概要
- 4 仕様
- 5 運行
- 6 参考文献
- チザルピーノETR610電車のページへのリンク