チアミンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 化合物 > 化合物 > チアミンの意味・解説 

チアミン【thiamine】

読み方:ちあみん

ビタミンB1化学名。サイアミン

「チアミン」に似た言葉

チアミン

分子式Cl C12H17N4OS
その他の名称オリザニン、ベチアミン、ベタビオン、ベイボン、アパタートドレープ、アノイリン、チアミン、ビタミンB1、Thiacoat、Vitaneurin、Thiamin、Thiamine monochloride、Oryzanin、Bethiamin、Betabion、Beivon、Apatate Drape、Aneurine、ThiamineVitamin B1、チアコート、ビタノイリン、チアミニウムクロリド、XI655000、アニューリン、ビタミンB1Vitamin B1、Thiaminium chloride、3-[(4-Amino-2-methyl-5-pyrimidinyl)methyl]-5-(2-hydroxyethyl)-4-methylthiazolium・chloride
体系名:3-[(4-アミノ-2-メチルピリミジン-5-イル)メチル]-5-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチルチアゾール-3-イウム・クロリド、3-[(4-アミノ-2-メチル-5-ピリミジニル)メチル]-5-(2-ヒドロキシエチル)-4-メチルチアゾリウム・クロリド


ビタミンB1

同義/類義語:チアミン, サイアミン, オリザニン
英訳・(英)同義/類義語:vitamin B1, thiamine

脚気予防する物質として発見された,イオウを含む水溶性ビタミン

チアミン (ビタミンB1)

CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported
Bio Wikiの記事を複製・再配布した「分子生物学用語集」の内容は、特に明示されていない限り、次のライセンスに従います:
CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported


チアミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/28 08:37 UTC 版)

チアミン: thiamin, thiamine)は、ビタミンB1: vitamin B1)とも呼ばれ、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。栄養素のひとつ。このほか、サイアミンアノイリンとも呼ばれる。


  1. ^ American Society of Health-System Pharmacists. “Thiamine Hydrochloride”. Drugsite Trust (Drugs.com). 2018年4月17日閲覧。
  2. ^ Office of Dietary Supplements - Thiamin”. ods.od.nih.gov (2016年2月11日). 2016年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月30日閲覧。
  3. ^ 岩島昭夫、酵母によるビタミンB1の集積『化学と生物』 Vol.27 (1989) No.12 P779-786, doi:10.1271/kagakutoseibutsu1962.27.779
  4. ^ 咲間裕之, 金晶惠, 市川康広 ほか、ビタミンB1 欠乏により著明な肺高血圧を来した1 例 『日本小児循環器学会雑誌』 Vol.29 (2013) No.6 p.352-356, doi:10.9794/jspccs.29.352
  5. ^ 山本巌; 岩田平太郎; 田守靖男; 平山雅美「ビタミンB1のニコチン拮抗作用について 第1報」『日本薬理学雑誌』第52巻、第3号、日本薬理学会、1956年。doi:10.1254/fpj.52.429 
  6. ^ 山本巌; 岩田平太郎; 田守靖男; 平山雅美「ビタミンB1のニコチン拮抗作用について 第2報」『日本薬理学雑誌』第53巻、第2号、日本薬理学会、1957年。doi:10.1254/fpj.53.307 
  7. ^ 田守靖男「ThiamineのNicotine拮抗作用に関する研究」『日本薬理学雑誌』第54巻、第3号、日本薬理学会、1958年。doi:10.1254/fpj.54.571 
  8. ^ 山本巖; 猪木令三; 溝口幸二; 辻本明「Nicotineに関する研究 Pyruvate酸化におけるNicotineとThiamineの関係」『日本薬理学雑誌』第58巻、第2号、日本薬理学会、1962年。doi:10.1254/fpj.58.120 
  9. ^ 大鳥喜平「Nicotineに関する研究 Nicotineによる致死並びに痙攣に対する拮抗物質について」『日本薬理学雑誌』第60巻、第6号、日本薬理学会、1964年。doi:10.1254/fpj.60.573 
  10. ^ 岩田平太郎; 井上章「モルモット心房標本におけるNicotineとThiamineならびにその誘導体の拮抗作用について」『日本薬理学雑誌』第64巻、第2号、日本薬理学会、1968年。doi:10.1254/fpj.64.46 
  11. ^ 岩田平太郎; 井上章「神経機能におけるThiamineの役割」『日本薬理学雑誌』第68巻、第1号、日本薬理学会、3頁、1972年。doi:10.1254/fpj.68.1 
  12. ^ 田守靖男「ThiamineのNicotine拮抗作用に関する研究」『日本薬理学雑誌』第54巻、第3号、日本薬理学会、578頁、1958年。doi:10.1254/fpj.54.571 


「チアミン」の続きの解説一覧

チアミン(ビタミンB1)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 14:54 UTC 版)

日本の発明・発見の一覧」の記事における「チアミン(ビタミンB1)」の解説

チアミンは水溶性ビタミンの中で最初に記述されたものであり、生存不可欠な微量化合物発見ビタミンという概念へとつながった。それは高木兼寛(1849-1920)により、脚気窒素摂取不足(タンパク質不足)に起因していることを指摘する1884年まではなかった。1910年日本科学者鈴木梅太郎米ぬかから水溶性微量栄養素複合体抽出することに成功し、それをオリザニン命名した。彼はこの発見東京化學會誌日本語発表したポーランド生化学者カシミール・フンクは、後にこの複合体1912年に「ビタミン」(「バイタルアミン」のかばん語)と命名することを提案した

※この「チアミン(ビタミンB1)」の解説は、「日本の発明・発見の一覧」の解説の一部です。
「チアミン(ビタミンB1)」を含む「日本の発明・発見の一覧」の記事については、「日本の発明・発見の一覧」の概要を参照ください。


チアミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 23:36 UTC 版)

トマトイプーのリコピン」の記事における「チアミン」の解説

リコピンと一番の仲良し1月11日生まれの木から生まれたモモンガモモンガなのに飛べなかったり、運動は苦手だが、物知り頼りがいがある。

※この「チアミン」の解説は、「トマトイプーのリコピン」の解説の一部です。
「チアミン」を含む「トマトイプーのリコピン」の記事については、「トマトイプーのリコピン」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「チアミン」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「チアミン」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



チアミンと同じ種類の言葉


固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「チアミン」の関連用語

チアミンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



チアミンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
JabionJabion
Copyright (C) 2024 NII,NIG,TUS. All Rights Reserved.
Bio WikiBio Wiki
Bio Wikiの記事を複製・再配布した「分子生物学用語集」の内容は、特に明示されていない限り、次のライセンスに従います:
CC Attribution-Noncommercial-Share Alike 3.0 Unported
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのチアミン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの日本の発明・発見の一覧 (改訂履歴)、トマトイプーのリコピン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS