ダダ (ウルトラ怪獣)
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ダダは、特撮テレビドラマ『ウルトラマン』をはじめとするウルトラシリーズに登場する架空の怪生物[1]。別名は三面怪人[出典 1][注釈 1]。
注釈
- ^ かつては「三面怪獣」としていた書籍もあった[10][11]。
- ^ a b 資料によっては、等身大の数値を「身長2メートル、体重100キログラム」[3][6]とするものと、「身長1.9メートル、体重70キログラム」[出典 4]と記述しているものがある。
- ^ シナリオ決定稿によると45人。
- ^ シナリオ決定稿では、ダダ上司が3名のテスト漏れ(ムラマツと秋川叶子はバスの外に投げ出されたため、イデは足を骨折したため)に気づいていない271号を叱責するシーンがある[18]。
- ^ シナリオでの表記は闇の中の顔。資料によってはダダ上司とも表記される[出典 6]。マスクはダダAと同一だが、覗き穴の数が異なっている[18]。
- ^ 『ウルトラマン全調査報告』では、人間の耳には「ダダ」としか聞こえないと解説している[7]。
- ^ ダダに憑依される宇宙線研究所の所員も演じている。書籍によっては所員ダダ[7][1]と表記している。
- ^ 成田の著書では頭が大きくなりすぎることからやむを得ず、別のマスクを登場するごとに取り替えるようにした[25]が、『ウルトラマン白書』ではギミックの操作がうまくいかなかったためとしている[26]。
- ^ スプレッドサテンとも呼ばれ、アスベストの主建材にも用いられていた建築資材用防水塗料の一種[27][28]。
- ^ 素材は『ウルトラマン』当時のもの。
- ^ ただし、公式HP掲載のWEBコミック版では普通にしゃべっている描写がある。
- ^ しかし、ジョーンズ本人は自身に友達は「いません!」と発言しているため、本当に友達なのかは不明だが、ダダ本人はタモリに「友達なんだ?」と尋ねられ、肯定のうなずきをしている。
出典
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「ダダ (ウルトラ怪獣)」の例文・使い方・用例・文例
- 子どもがダダをこねる
- ダダイズムと超現代的な芸術
- 無意識の考えおよび夢を表わすために空想的なイメージおよび不合理な並置を使用した芸術家および作家(ダダイズムから発展して)の20世紀の動き
- チューリッヒのダダイズムの共同創設者であったアルザス人の芸術家で詩人
- 画家(ドイツ生まれ、フランスと米国に居住)で、ダダイズムの共同創設者
- フランスの詩人(ルーマニア生まれ)で、ダダ運動の共同創設者のうちの1人(1896年−1963年)
- ダダイズムを信奉する芸術家
- ネオダダという美術表現傾向
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