ダクテッドファンとは?

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【ダクテッドファン】(だくてっどふぁん)

Ducted Fan

  1. 推進ファン円形囲いをつけたもの
    形状換気扇似ていることから、その名が付けられた。
    ホバークラフトなどの推進装置として、主に地上での安全性確保するために用いられる。
    また、ジェット機したラジコンにおいて胴体内にプロペラ納め見た目上、ジェット機のようにした機体もこう呼ばれる
    ティルトウィング実験機X-22では4基のダクテッドファンを搭載していた。

  2. ヘリコプターテイルローターを、垂直尾翼内蔵したもの
    振動騒音抗力などが小さく地上で危険が少ない、また衝突事故が起こった際の被害小さいなど、露出型のテイルローター比べ多数メリットがある。
    ただしテイルローターとしての推力効率が悪く、ホバリング性能がやや劣るという弱点もある。
    なお、現在の採用機種は静かであるが、日本でも広く使われたアエロスパシアル社のドーファンシリーズの耳障り高周波音は有名である。

    アエロスパシアル(現ユーロコプター)SA341ガゼル初めて採り入れられ、以後多く同社ヘリコプターに用いられた。
    長年アエロスパシアル特許を持っていたが、近年ではこれが切れたため、他社ヘリコプターにおいても見られるようになった

    「タグテッド・テイル・ローター」または「ファンテール」、「フェネストロン」と呼ばれることもある。
    なお「フェネストロン」は、ユーロコプター商標である。

    oh1duct.jpg
    Photo:MASDF

    OH-1のダクテッドファン。ブレードを不規則配置することにより、騒音低減している。

ダクテッドファン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/15 01:22 UTC 版)

ダクテッドファンとは、円筒形ダクトやナセルの中にプロペラ状のファンを据え、それを回転させることによって推力を生み出す推進器の一種である。もともと航空機用に研究されてきたが、ホバークラフトラジコン飛行機[1]の推進器としてよく採用される。


  1. ^ ラジコン飛行機の場合、安全性を確保する目的で採用される。
  2. ^ 似たような円筒構造を持つ航空機に円筒翼機があり、その場合は円筒で発生する揚力が機体を持ち上げる方向に働くのだが、一般的なダクテッドファンにそのような効果があるかどうかは一概には言えない。
  3. ^ これはモータージェットと同様の仕組である。ジェット排気による推力付加の効果はそう高いものではなく、現実のジェット機を模倣する演出的効果を狙ったものである。


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