ダイバータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 16:25 UTC 版)
ダイバータ(英: divertor)とは核融合炉を構成する機器のひとつ。粒子排気、熱除去、プラズマ閉じ込め改善の3つの機能を担う。
- ^ “連載講座 よくわかる核融合炉のしくみ 第5回 プラズマに面する耐熱機器―核燃焼プラズマの熱負荷に耐える壁”. 日本原子力学会. 2016年11月25日閲覧。
- ^ “小特集 タングステンダイバータを用いて熱核融合実験を行う 3.ITER でフルタングステンダイバータを導入するにあたって解決すべき課題とその対策”. プラズマ・核融合学会. 2016年11月29日閲覧。
- ^ “講座 核融合炉の炉内機器の構造を理解する 2.ダイバータの構造を理解する”. プラズマ・核融合学会. 2016年11月29日閲覧。
- 1 ダイバータとは
- 2 ダイバータの概要
ダイバータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/17 09:21 UTC 版)
炉内から「ヘリウム灰」と呼ぶガスや酸素、水分を取り除くための装置。イオンとなってプラズマ中を磁力線に沿って流れているこれらイオン化した不純物を取り除くため、磁力線をダイバータ部まで延ばしてダイバータの固体壁に衝突させて結合させ、中性化された原子や分子を真空ポンプで排気する。実際はイオン化粒子がダイバータの表面に衝突したときに、逆に壁面の原子が叩き出されるスパッタリング現象が起きて不純物が出てしまう。
※この「ダイバータ」の解説は、「プラズマ対向機器」の解説の一部です。
「ダイバータ」を含む「プラズマ対向機器」の記事については、「プラズマ対向機器」の概要を参照ください。
- ダイバータのページへのリンク